今回は遅刻の星読みです。
すでに新月が過ぎており、ちらほらと影響が出てきていますね。
11月の新月図読みです。
蠍座新月図/2021.11.05 06:14 頃
人間関係、特に人事や人脈など公的な付合いの変化がテーマ
◆新月は12ハウスで発生、6ハウス牡牛座天王星と12°でオポジション
蠍座は他者との交流を通じて自身を変容させるサインです。これは他人との深い関わりを通じて自分が新しく生まれ変わる事を意味します。そして天王星がパータイルにオポジションを形成、天王星は蠍座のようなベッタリとした交流が好きではないため、この関係を引き剥がそうと変化(別れ)をもたらします。
天王星は6ハウス、新月は12ハウスですので、職場・仕事に関連した人間関係の変化もありますし、表立った人事異動ではなく水面下での体制の変化(パワーバランスなど)が起きやすいタイミングだと思われます。
太陽と天王星のオポジションは10月末頃から影響が出ていて、大きい所では立憲民主党の枝野氏が党首を、自民党の甘利氏が幹事長をそれぞれ辞任したことや、当選確実とされていたベテラン議員の落選もありました。選挙に限って読みますと、この日は水瓶座土星も太陽へタイトなスクエアを形成しておりましたので、多くの議員にとっては苦しい戦いであった事が想像に難くありません。
◆蠍座12°でAscとコンジャンクション
新月が発生するのは蠍座12°でサビアンシンボルは「実験をしている発明家」。こちらも人脈に関わる度数で、人の繋がりを生かし新いものを生み出す事を意味しています。また、13は(サビアンシンボルは実際の度数+1で考えます)タロットカードの死神で、一度停止した所から再出発する意味を持ちます。また、Ascの1°手前に位置し、コンジャンクションしています。新月が意味する所の「新たなスタート」が幾重にも強調されているように感じます。ですので、この時期の別れや変化は単なる別離ではなく、生まれ変わるための必要なプロセスだと言えるでしょう。
◆天秤座水星/射手座金星/双子座ドラゴンヘッドがYODを形成
水星と金星は気軽な人間関係を築くアスペクトです。そして双子座ドラゴンヘッドを頂点とするYODを形成。ドラゴンヘッドは7ハウスにありますので、外交面で多くの国とフランクな関係を気づくことが大きなテーマの1つとなりそうです。天秤座水星は他者の意見をよく聞き、射手座金星は誰とでも公平に付き合える親やすさを持っています。双子座は自分の可能性や自由を追求したいサインですので、日本が外交を通じて経済的な可能性や自由を追求できるよう、様々な国との関係作りに力を入れるタイミングなのではないかと思いました。
ちなみに、このYODは水星と金星がサイン移動しても形成されたままで、6日の朝にAsc/Dscを軸にブーメランYODとなります。この時水星は蠍座、金星は山羊座でどちらも権威や根回しなど政治的意味合いが強くなります。
水面下で物事が進むことが多い。ネットの炎上にも注意
◆太陽/月/火星/水星が12ハウスへ集中
12ハウスは、密約、秘密、裏社会など表立たないような事を表します。そこへパーソナルプラネットが4天体集中していますので、具体的な事象は秘密裏に進められると解釈できます。また、ホロスコープのアングルもすべて不動宮、10天体中6天体が不動宮に位置していることからも、目に見えてわかりやすい動きや変化があるとは考えにくいでしょう。天王星が特徴的なホロスコープではあるものの、11月は(表面的には)淡々と過ごせそうかな?と思いました。
ただし、インターネット上は穏やかとはいかないようです。
まず、蠍座火星と天秤座水星の緩めのコンジャンクションがあります。オーブが5°もあるので、影響は暫定的だとは思いますが、12ハウスの火星単体で、隠れた所からの攻撃を意味します。隠れた所、と聞いて思い浮かべるのは匿名性の高いインターネットの世界ですね。水星は発言やコミュニケーションを司りますから、「隠れた所から言葉で攻撃する」と読めます。火星は蠍座初期度数でドミサイルですから、かなり執拗な攻撃になる事が予測できます。また、前述しましたが天秤座水星は射手座金星とセクスタイルを形成しています。金星は2ハウスへ在室していますから、水星の発言やコミュニケーションはお金を生み出す事を示唆していると考えられます。
最近では営利目的で悪質なデマを配信したり、真偽不明な情報を鵜呑みにした結果、誤った情報を拡散してしまったりと、悪意のある無しに関わらず情報の扱い方を考えさせられる出来事が頻発していますが、11月はこの辺りの問題が強く取り沙汰されるきっかけになる出来事があるかもしれません。
◆3ハウスの山羊座冥王星/水瓶座土星と5ハウスの牡羊座キロン
3ハウスは通信、メディア、マスコミ、SNSなど情報に関連する事柄を表します。ここへ破壊を表す山羊座冥王星とブレーキを表す土星が在室しています。また、娯楽を表す5ハウスへキロンが在室していて、水瓶座土星とセクスタイルを形成。創造的なアスペクトですが、どちらもマレフィックであまり楽しそうな印象はありません。5ハウスのキロンは素直に楽しめない状況、3ハウスの土星は情報発信の制限、土星は水瓶座ですので特にインターネット関連だと思われます。まとめると、前述のような理由でSNS等に制限や規制がかかり、それまで楽しんでいた事ができなくなる、というような所でしょうか。
給付金やその他社会保障について
◆日本始原図では新月を含む不動宮のグランドクロス
昨日くらいから給付金について報道が具体性を帯びてきていますね。こちらは新月図を日本始原図のトランジットとして読んだときに、新月が8ハウスに在室している影響かと思われます。8ハウスは社会保障や税金を表します。太陽と月は蠍座で蠍座は8ハウスのナチュラルサインになります。太陽も月も、何かを受け継いだり、援助を受けたりするムードなのですが、気になるのは、2ハウスから天王星がオポジションで働きかけている点です。
対人関係の所でも触れましたが、天王星は自由を求める天体ですから援助や継承することを嫌います。ましてや2ハウスの天王星は社会に依存しない方法で収入を得る事を好みます。なので、現時点で給付金は支給される方向で動いていると情報がありますが、実現までにはもう少し時間がかかりそうですし、内容も二転三転するのではないかと予想しています。
さらにトランジット図では現在、獅子座土星(6H)/水瓶座土星(12H)/蠍座火星(8H)でTスクエアが形成されています。ここへオーブは緩めですが、新月と天王星のオポジションが重なり不動宮のグランドクロスが形成されています。これは身動きが取れない状態を表しています。
また、8ハウスは外国との経済関係も表します。この視点で読むと2ハウス天王星はわかりやすいですね。他国の依存した上に成り立つ日本経済を変える、という流れでしょう。ですが、同じくグランドクロスですので、現時点では身動きが取れない状況ということになります。
ちなみにグランドクロスの影響は今年いっぱい続く配置で、年明けから徐々に動きがありそうです。
◆最後に
8月から天王星が新月に対しアスペクトを形成し続けています。
この状況は2022年5月1日の新月まで続き、最後はオーブ4°のコンジャンクションとなります。牡牛座の天王星は主に金銭・物質的な価値観の変革を促す天体です。2020年末にグレートミューテーションで地の時代から風の時代へと代わり、まずは身近な価値観が変化していく事を暗示しているようです。
半年後、世界がどんな風に変化しているのか、少し楽しみです。

