年末頃から再びコロナの感染が広まるにつれ、世間のムードも急激に変わってきました。この急な変化のヒントが冬至図に現れているのではないかと思い、一ヶ月程経過したタイミングではありますが、考察してみることにしました。
2022年3月 春分までの流れとなります。
【冬至図】2021.12.22 1:00頃/山羊座0°/3H
アングルを読む:Ascは天秤座16°、新い希望を見つける度数。
◆新たなスタートのために積極的に動くがトリガーは強制的
Asc/Dscは天秤座/牡羊座の16°、Mc/Icは蟹座/山羊座の18°にあります。どちらも新い希望や、スタートを表す度数で明るいイメージです。
Asc天秤座の支配星は金星で山羊座26°逆行中、過去の体験を元に価値観や社交的な面を見直すタイミングにあります。また、オーブ1°で冥王星とコンジャンクションしていますので、徹底的に行われることを示唆しています。また4Hに在室し冥王星と土星も同室、土星は牡牛座天王星とオーブ1°でスクエアを形成していて、これは突然のアクシデントや深刻な状況によって、価値観の見直しを図らざるを得ない事を表していると読み取れました。
また、どのアングルの支配星もマレフィックとのアスペクトがあり、新たなスタートや希望を見つけるきっかけは、少々ハードで強制的であることを表しているようでした。
- Asc天秤座:金星→冥王星とコンジャンクション
- Dsc牡羊座:火星→キロンとトライン
- Mc蟹座:月→冥王星とオポジション
- Ic山羊座:土星→天王星とスクエア
太陽を読む:3Hで水瓶座木星とセクスタイル
◆本来なら保護や発展を表すアスペクトだが…
山羊座太陽と水瓶座木星はオーブ2°でセクスタイルを形成しています。幸運の星である木星とのセクスタイルは保護や発展など幸運な状態を示すのですが、今回はアウト・オブ・サインなので影響は弱まると考えます。また、木星は双子座ドラゴンヘッドともスクエアを形成していて、コミュニケーションや情報の取り扱い方に関する問題が、横槍を入れる配置になっています。ですので、太陽に対しての幸運はあまり望めない状態にある、と読めるでしょう。
蟹座月と山羊座冥王星/金星のオポジション
◆常識では考えられない体験を通じて「集団」のあり方を再構築させる
今回の冬至図では、蟹座月がこれ以上ないくらいパワフルな点が大きな特徴です。蟹座は月の支配星でディグニティも高く、カルミネートもしています。この点を踏まえると3月までの間は月の表すテーマ:世論、母親、幼児、個人的な生活圏内に関わる事がフィーチャーされると思われます。蟹座は水のエレメントで「情」を通じて共通性を見出して集団を形成していくサインですが、27°はこれまでの集団のあり方に変化をもたらす状況を表しています。蟹座の集団とは「皆が同じ」である事を望みますが、オポジションの位置にある逆行中の金星と冥王星を通じ、蟹座的集団に劇的な変化をもたらすと読み取れます。
◆ハードな配置だが金星がインパクトを和らげ、鍵となっている
月は10Hに在室していて、政府への関心を表しているのですが、達成や成果を表しているとも読み取れます。アングルの項で示した通り、オポジションの位置となる4Hの状態はかなり良くありませんので、月としては警戒が必要な3ヶ月となるでしょう。
ただし、逆行中ですが金星が冥王星とコンジャンクションしているのと、春分図とのトランジットでは同じく魚座金星がメディエーションを形成しており、緊張を和らげています。
牡牛座天王星とのアスペクト
◆水星逆行の影響が通常より強く出ることを示唆
天王星は牡牛座11°で水星と山羊座12°でトライン、土星とは水瓶座10°でスクエアを形成しています。1/14〜水星は冬至図の土星が滞在していた水瓶座10°で逆行を開始しました。土星ともオーブ3°でコンジャンクションしており、影響範囲、強さとも通常より強く現れることが示唆されていました。実際に逆行の影響と思われる出来事は以下の通りです。
- 1/12 みずほ銀行システム障害
- 1/13 東北新幹線運転見合わせ
- 1/15 トンガの海底火山爆発により海底ケーブルが損傷し通信困難な状態に
- 1/15 津波警報発令で大学入試や交通機関へ影響
- 1/15 神奈川県で津波関連の緊急速報メールがご配信
- 1/17 1都10県「まん延防止」適用の方向で調整との情報
牡羊座キロンとのアスペクト
◆経済と感染症対策の両立を試みているような配置
キロンは牡羊座8°/6Hにあり、射手座火星が2Hからトライン、水瓶座土星が4Hからセクスタイルを形成しています。キロンは傷を表す凶星ですが、どちらとも吉角なので回復や癒しの意味で解釈します。6Hは雇用や公衆衛生などを司りますから、コロナの感染者数が増え6Hが傷ついている状態を表していると思います。4H土星は行動制限・抑制することで危機的状況からの回復。2Hの火星には自ら積極的に才能を生かして金銭を稼ぐ意味があるのですが…解釈が難しいですね。5°という度数は環境に応じて自分の行動を変えてゆく度数、射手座も柔軟宮ですので、6Hの状況をみて稼ぎ方(経済の回し方)を変えてゆく、というイメージでしょうか?。火のエレメント同士ですので、実行までは行かずに1つのゴールを見出す所までかもしれません。
火星は個人的な意味合いの強い天体ですから、これを機に新いビジネスを思いつく人達の事を指しているのかもしれません。
終わりに…
◆ハードな配置だが希望があちこちに見える冬至図
奇しくも1月の満月は同じ蟹座27°で冥王星ともオポジションを形成しています。この事から、この慌ただしさは満月の頃がピークなのではないかと予想しています。木星と太陽のトライン、冥王星と金星のコンジャンクションなど、ささやかではありますがベネフィックが緊張を和らげてくれているように見えます。春頃には何らかの一区切りがつく事を希望を入れつつ、占断したいと思います。

