先日、我が家から最も近い某大型ショッピングセンターに出かけ、買い物をして来た。
いつもであればポコポコT字杖を突いてゆっくり買い物をするのだが、4カ所以上の買い物をするときには、マイセカンドカー(車椅子)を利用することにしている。
この日もショッピングセンター内で数カ所の買い物をする予定だったので、いつものであれば1階の出入り口に通じる駐車場を利用するのだが、今日は2階の駐車場を利用してみたのだ。
2階の駐車場に車を停めて店内に入ると、まずはけっこう傾斜のあるスロープがあるではないか。
介助者に介助していただいて昇降するにしても結構ハードなスロープではないかと思いながら、車椅子を自走しスロープを昇降し買い物を済ませて車に戻った。
その後このまま帰るのも納得がいかなかったので、3階フロアー出入り口を確認しに行ってみたところ、ここのフロアーはスロープを設けなくても段差のないフロアーであったのでホッとして帰ってきた。
杖歩行での移動時には気づかなかった事が、自ら車椅子で移動してみるとあれこれ気づく事があるものである。
なかなか車椅子移動をする人は少数派であり、なかなか声をあげたり申し出ても通らない、受け入れてもらえない事がしばしば起こっている。
バリアーを認めたうえでバリアフリーにして行こうという発想には少しずつなりつつあるが、誰もが快適であったり満足できるものにはまだまだなっていない様である。
今後は私も地味に声を出して行き、すぐに大きな改善にはつながらなくてもゆくゆくはバリアフリーであったりユニバーサルデザインという環境であったりにつながるように行動していきたいなと思った一日となった。
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