今年3月まで仕事をしていた時には、余裕がなかったり、疲れてしまって籐編みする事はほとんどなかったのだが、籐の材料をたくさん買いだめしてしてあった事と、時間にゆとりができたという事で、久々に籐編みを行ったのである。
今回は、今まで編んだことがなかったやたら太い紅籐を使っての鉢カバー編みを行ったのである。
今までは太くても上の左の写真のような直径3mm前後の籐を使っての鉢カバーや籐かごを編んだ事はあったのだが、今回は、意を決して初めて直径7mm以上もある紅籐編みに挑んでみたのである。
太くて固いことに悪戦苦闘し、できあがるまでの4日間は両腕、両肩のみならず、踏ん張って編みこむものだから両下肢や腰までもがカチンコチンに凝り固まってしまうという程の苛酷な作業となってしまったのだ。
2日目にはここまで編んだのだが、鉢カバーの体部にひし形の模様を入れてみたものの、編み芯が太いがためにひし形模様にはまったく見えず、むしろ粗い編み目模様に見えてしまうということで、底までほどいて編み直すことにしたのである。
編み芯が細ければ、左の鉢カバーのようにひし形の編み目模様がうかんで見えるのだが、編み芯が太いとひし形の編み目模様には見えず・・・・・残念、途中までほどく事に・・・・・
はい、そのうえで編み直しをして、編み始めて4日目に模様は入れずにさっぱりとした鉢カバーの完成である。
正直なところを打ち明けさせていただくと、編み始めた初日の夜には、両腕、両肩、両下肢、腰が痛くて寝られず、まずはエアーサロンパスを痛い部位全てにスプレーして寝ようと試みたのだ。しかし、今度は全身にエアーサロンパスをスプレーしてしまうと冷感著しいという状態となってしまい、今度は寒気がして寝つけずという事に・・・・
寒気がするという事で風呂に入ってあったまったうえで寝ようとしたのだか、浴槽の中には、固い紅籐を水につけてやわらかくしているところだったので、浴槽に湯を入れて身体を温める事もできず・・・・
しかたがなかったので、湯の温度を少し高めにしてシャワー浴をして全身を温め、これでやっと寝る事ができたのである。
次の日の朝、「もうこれを編むことはやめて捨ててしまおうか」と一瞬思ってしまったくらい全身が凝る、痛い、つらい、切ないという厳しい身体状態だったのである。
しかし、これで途中であきらめてしまっては、これからあれこれ途中であきらめたり、やめてしまったりしてしまう事が多くなってしまうのではと思い直し、コツコツまた痛い思いをして編み始めたのである。
4日間、過酷な紅籐編み作業を続け、やっとの思いで完成させることができたのである。
太くて硬い紅籐という事で、満足できるようなきれいな鉢カバーはできなかったが、継続する、あきらめない、マイペースで頑張り続けて完成させることができたので、より愛着を持って観葉植物たちを入れて使ってあげようと思う。
さあ、続いてはお友達と父と4人で、日本の東の果てと日本の北の果てへのバリアフリーツアーに出かける予定である。
そのバリアフリーツアーが終わったらすぐに母校の看護学院にちょっとだけ講師にも出かける予定である。
もう「肩凝ってます、足腰痛いです」などと言っている暇はないので、あれこれ準備したりしなければ。
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