最近、ちょっと気になりだした食について。
1999年に初めてこの国を訪れた当初、はちみつといえば田舎道で売られる天然はちみつだった。
しかし、昨今では人工的に甘味をくわえられた工業製品のほうが手に入りやすい。そのほうが安いので、よく売れる。嬉しくないのは、いかにも素朴な商品チケットが貼られている。そこは特に注意が必要だ。
100g 中の成分に
* Azucares 82g --- 糖質
* Azucares Anadidos 82g 追加糖質
とある。はちみつには通常20パーセント前後の水分が含まれれるので、残りがはちみつの糖分である。
ということで、このはちみつははちみつの糖分に当たる甘みは追加された人工の砂糖であるようだ。
成分表が真実を述べているのならば、この2つはそれぞれ、糖質は100g中82g, 71g で追加の糖質は 0 である。
右側の商品は、白く濁った塊が底に沈殿していたので、さらに本物のように見える。
誰かの情報ではちみつの本物と人工の見極めは、水に落としてみると沈殿するとあった。しかし、一番目のはちみつは、それでは見分けられなかった。それは、沈殿して水に混ざりにくかった。