最近バタバタしてまして、前回の記事からかなりあいてしまいました
まだまだ寒いですね。
いまは移植待ちでお休み期間なのですが、もう少し暖かくなってからにしようかと悩んでおります
実は私、実はというほどでもないのですが
5年くらい前に顔に腫瘍ができまして、大学病院でまぁまぁ大きな手術を受けました。
詳しい話をするとながーくなるので割愛しますが、複雑なところに腫瘍ができてしまい、手術時間は7時間にも及んでしまいました
手術の傷跡が残らないような方法で手術してもらったので手術したか全くわからいほどきれいに摘出していただきました。いつかこの事についても書きたいくらい濃厚な日々でした
腫瘍は良性だったので、その後は新たに出現していないかなどを経過観察をするのみでした。
医療関係者の方ならばお分かりだと思うのですが、腫瘍というのはMRIか造影CTでなければ評価できません
私は顔が病巣なので頭部のMRIをとらなければならないのです
MRI検査は動くことが許されず、撮影する場所が動かないように固定します。
私は頭部なので首から上をガッチリ固定されるのです
こんな感じ
手術の前と後に検査した時は全然平気で、耳にあてられるヘッドホンから聴こえてくるオルゴールを聴きながら眠くなるくらいでした。
それが2年前の検査の時に撮影中に急に
「なんか無理…。呼吸が苦しい!動悸がしてきた!すぐに出してほしい!!」という突発的な衝動に襲われしまい、持たされていた呼び出しブザーを鳴らして検査は中断。
しばらく休み、30分かかるところを15分にしてもらいどうにか検査を終えました
そして今回、術後5年が経ち腫瘍が大きくなっていないか最終評価をしなくてはならず、MRIを受けてきました
前回出た症状が閉所恐怖症なのかパニックなのかわかりませんが、動けない、出られないとういう強迫観念で苦しくなったのだと思います。
それまで狭い所が苦手と感じたことはないし、怖くもないのに苦しくなりました
検査を想像するだけで気持ちが悪くなるので今回も自信がないのですが、腫瘍の評価をしないと通院を終えられないので頑張るしかない
いざ、検査へ。
とても無愛想なレントゲン技師さんに前回のプチパニックについて話したのですが、
わかりました。
の一言のみ
短い時間で検査してほしいと頼むと
はい、わかりました。
のみ
コイツー!!!と怒りが込みあがりましたが、どんどん体を固定されていき、意気消沈
マスクを外すことを許してもらい、頭も固定されされました
そして検査開始
やばいやばい…
またドキドキしてきた!
でも我慢…
なんか違うこと考えよ…
・・・
なんも考えることがないー!!!
2年前は仕事をしていたので仕事のことを考えたり、他に考えることがあったのですが、専業主婦のいま、考えることがないのです アホなヤツみたいでお恥ずかしい笑
この後ランチ何食べようかな…とか
主治医の先生元気かな…とか
どうでもいいことを無理やり気考えて気を紛らわせて耐えました
MRIってすごい音量の異音がするんですよね。ベッドホンをしていても意味がないくらいとてもうるさくてこれも不快感を増強させる一因だと思います。
どうにか検査が終わりましたが、持ってるブザーは私の手汗でぐっちょり…
優しくない技師さんに汗まみれのブザーを返却してやりました
なんとか検査できたー!!!
MRIから診察室までの道のりもスキップ並みの足取りで移動
これで長かった通院も終わる!先生にちゃんとご挨拶しなければ!と期待いっぱいで診察室に入ると、私の大好きな主治医の先生ではない先生が座っていました。
今日はK先生は体調不良でお休みなんですよ。
MRIの結果は問題ないし、新しい腫瘍もないですね。一応今日で通院は終わっていいみたいですけど、どうします?
と聞かれ、
この5年ずっと通院してきて最後に挨拶できないのは寂しすぎると思い、来年また受診することになりました
どなたの参考にもならなさそうな話を長くダラダラと書いてしまいましたスミマセン
お付き合い頂き、ありがとうございました