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へんろ歌手の日々の歩みと音楽

日々の活動記録と遍路文化紹介の記事を中心に

去年の今頃は、神山で遍路宿のすだち庵のお手伝いをしていましたね。

 

懐かしい思い出です。

 

それにしても暑くて参っちゃいますね。

 

先日のお祭りの夜も暑かったですね

可愛いお客様の最前線でものすごく私が癒されました♥

 

葛飾鎌倉八幡の関係者様、私もステージにいれていただき奉納歌ができてうれしいです。

おみこしも地域を練り歩く季節。

 

この連休は東京各地でお祭りがありましたね。

 

こんなしっかりしたステージがあるとは!!わお!

遍路とは、違う時間というときに私は何が歌いたいだろう、何を伝えたいだろう。

 

色々考えました。

 

今、ものすごく歌いたい衝動というのが、なくて、誰かのためによろこぶなら、お役に立てるなら、という気持ちでいるから、のんびりゆっくり活動しています。

 

秋、いろいろありまして、今、この声なんです。

ブログを書いている今、だいぶ回復しました。

 

スペインから戻ってからも早く寝る暮らしなので、久しぶりに夜更かしをした気持ちです。

我が家はね、山の宿みたいなのよ、22時には寝ちゃうの。

 

4時ぐらいにはちびっこニャーがもにょにょしちゃうからなんだけど(;'∀')

 

徹底して動いて活動して、ひきこもりかってくらい休んで、それをサイクルにしている2024なんです。

この日の曲目

★上を向いて歩こう

★切手のない贈り物

★心のままに

★夕焼け

★ありがとう

 

誰もが知っているような曲でのやわらかな夜でした。

 

ひとりじゃないよ~、遠くにいてもあなたの心そばに~

 

という安らぎが届けばいいなっておもっている。

 

ご一緒した皆様、お世話になりました。^^

 

打ち上げのお食事もありがとうございました。

日本酒をいただいて、とても幸せそうな私です。

 

衣装をまた着てステージに立ててうれしかったな。

神社にこんな素敵なステージがあるなんて、素晴らしいですね。

 

年齢を重ねるとショートにしたり、長期の旅では髪を切る、女性は多いですよね。

 

私、あえて、それをやめてみたんです。伸ばして、ぐりぐりまいてゴージャスなスタイルを楽しんでもいいんじゃないかなって、せっかくの自分の髪だもの。^^

長い髪にも慣れてきて、楽しく伸ばしています。

 

今年は、個人的なライブの主催は予定していないので、次はまた何かご縁があれば、そのくらいで考えています。

 

挑戦したいオーディションやコンペにチャレンジもしたくて。

今年は、海外巡礼日記にも書きましたが、すごく叶えたかったことを実現しています。

 

そして、無理をしない生活と、少しだけ家族に甘えることもできるようになっています。

 

自分を酷使しすぎない生活。今思えば、2020年からすごい生活していましたよね、いろいろあったからですが、、、朝6時から午前の仕事して、仮眠して、そのあとは深夜まで、そして会社員生活で、週に1日も休みの日がなくて、ならしてみれば、今ののんびり時間はその分の足し算引き算でためていた時間を使っているのかもしれません。

家族のお土産の焼肉のお弁当をお皿にもりつけて、食べてみました。

 

おまけ

カキフライのお寿司が好きです。

自分にご褒美。

うちの潔癖大臣が、ひさしぶりに外食をしてくれたんです。
それだけでも革命です。
 
ようやく我が家のコロナ禍が少しだけ緩和された気がします。
 

歌のPVを載せておきます

 

アサギマダラ 

 

巡礼歌も合わせて楽しんでくださいませ。

 

 

 

3連休の東京はあちこちでお祭りの季節です。

東京での久しぶりの奉納歌の話はのちほど。^^

 

まずは素晴らしかった巡礼の続き話をお届けしたいの。

 

This was my first pilgrimage to Santiago.

これは私の生まれて初めてのサンティアゴ巡礼の物語である。

 

I feel that I was led by God to walk from Compostela to Muxia and then to Finisterra.

 

I would like to thank everyone who made it possible for me to walk the pilgrimage from as far away as Japan to Santiago and to come here.

 

日本の女の子と同じ構図も写真撮らせてもらいました。

うん、これもいいよね。
サンティアゴの巡礼グループサイトにはいろんなぽーすの写真を世界中の人がしてて面白い。なかにはこの石柱にぐにゃりともたれる人もいて、わらった。
 
わかる、、、それくらい長い道でしたもんね、と思う。
 

前回のお話はこちらです

 

 

Finisterraでの続きから、

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カフェで話し込んでいたら奇跡です!晴れたんですよ♥

 

最高の景色を楽しんで、またMuxiaにもどるために歩きます。

 

ありがとう、巡礼像。最高に絵になる姿よ

 

大満足で降りてきました。

早起きで、2つの風景を楽しめましたからね。

 

 

雲海の霧のフィニステーラと、快晴のフィニステーラ。

 

11時のバスは、アルベルゲから出てきた人もたくさんいてMuxiaで降りる人、

 

そのままコンポステーラまで戻る人、混んでいました。

 

幸い、私は、Muxiaで降りることもあり、すんなり乗れました。

 

この移動の車内では、納め札の話をしたり、四国遍路の納め札を差し上げたり、

 

遍路の笠をさわってみてもらったり、バスに並んでいるときからみんなわきあいあい。

 

こういうのが楽しいし、遍路文化を伝える時間だとおもいました^^

 

Muxiaのバス停では、コンポステーラであったときの巡礼仲間たちが、これからバスでフィニステーラに向かうところでした。彼らは海辺でゆっくりと5日間ほど過ごすのだとか。

 

海外勢の時間の使い方が優雅でうらやましい。

 

私は、ちまちませかせかスケジュールを決めちゃうのよねえ、と思ったり。

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まあ、それも、存分に楽しみたい性分ってことでしょうか。

 

ケビンさんにMuxiaの巡礼事務所に連れて行ってもらいました。

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ツーリストオフィスっていっていたかな。

 

係のお兄さんにケビンさんが説明してくださり、Muxiaの証明書をいただくことができました。ここに来た証ができてとてもうれしいです。

 

そして、ついに、西の果てのゼロポイントにご案内いただくことに。

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フィニステーラとムシアの両方に足を運べる自分を、なんて恵まれているのかと思わずにはいられませんでした。

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この時間をつくるために、私は5日間でサリアからコンポステーラまでをどうしても完歩しなければと考えていたのです。そしてそれを実行できた、うれしいです。

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ケビンさんに写真をとっていただきました。

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そして、ケビンさんのリクエストにお応えして歌を歌いました。

 

 

アカペラで大丈夫だったかしら💦

 

その後、ミカさんとも合流して、教会の中へ

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美しいひとつひとつと歴史を感じ、ここまで来れたことにまた胸がいっぱい。

 

私にとってはサグラダファミリア以上に、ここに自分の足で立っていることが価値があるんです。

 

 

ヤコブさんってひとがわりと人情家だったって話とか。

 

どんな人だったんだろう、どうしてたくさんの人が巡礼道を歩くのだろう。

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どんなリスペクトがあるのだろう、と、知りたい気持ちで始まったサンティアゴ巡礼。

 

2021年に1枚のポスターをみて、いつか、と思っていた。

 

コロナ禍真っただ中に、捨てずに持っていたポスターの道を歩いて私は今ここにいる。

 

諦めなければかなうのである。

 

2020年から突然の芸能の仕事がコロナの影響で出来ないなかで、

 

日本橋でアテンダントとして、台本を覚えてアナウンスしながら

 

まちを案内していた日々に。

 

ノートに書いていた、いつか目標

①海外の巡礼に行くこと

②大きな芝居小屋で歌を歌う事

③四国巡礼を完成させること

④大学に行くこと

⑤TOEICの点数をあげること

⑥子供を授かりたい、子育てをしたい(これ、今となってはかなりむずかしいけど)

 

この先もまだあるのですが、それはまたいつか書きます(ずいぶん書いていたものですね)

 

①から④は、ホントにえいっ!と踏み出して叶えました。⑤はまだ猛勉強が必要です。

 

⑥はもはや素晴らしい医師に出会うことから神様次第ですが、自力で出来ることは叶えました。

 

神様、私、突き進んでいます。すべてに感謝して猪突猛進です。

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写真は、教会の2階からの景色です。

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正面の裏側から教会内を観ることができるだそうです。

 

ここで、Muxiaのスタンプもクレデンシャルに押してもらいました。

 

すべてのスタンプがコンプリートされました。

 

マリア様、ありがとう。

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私は、弘法大師の「自力本願」という言葉が好きです。

 

そこから、道のサンティアゴ巡礼のリスペクトする世界はどんな世界なのかと、知りたくて歩いてキマシタ。

 

あたらしい扉が開きました。

 

巡礼の仲間に教えてもらいました、感謝の気持ちを祈るスタイル。

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形からでも見様見真似でも、ありがとう、ここに導いてくれた神様、ってことを全身で伝えたいの。

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涙が出そうなくらい、うれしかったんですよ。

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ここまで来ることができたこと。

 

ステンドグラスに、この場所の意味が描かれています。

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教会の中には、船の航海の安全を祈るものもあり。

 

ふと、青森の善知鳥神社みたいだとおもったり。

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何か、青森のパラレルワールドっぽさがあるんですよ、Muxia

 

海辺を進むと、西の果ての象徴があります。

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もとはタンカーの事故で作られたモニュメントなのだとか。

 

はい!ついに西の果てのゼロポイント前です!

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フィニステーラと両方制覇ですね!!うひょい!

 

ミカさんたちは、先にもどっているから丘の上をみてきたら~と、言うことで歩いてみました。ここ、歩いてよかったと思いました。

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たんたんと、のぼっていくとまちが一望できるんですよ。

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海が見えて、さっきまでの教会が、その反対には、まちがみえて、泊まらせていただいたミカさんのお家が見える。

 

ちょうど私の遍路笠の後ろがミカさんち。

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海~!!

友人に私を励ましてくれたあのゴスペルを送ったり。

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海風にふかれて歌いながら涙が出てくる。

 

自分の中のもうひとりのだれかが喜んでいるような。

 

自分ではない感情が時々流れ込んでくる、不思議な経験です。

 

ね?いい景色でしょう。

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ひとりで、じっくり見て幸せな時間。

 

それがわかってて、ひとり時間をくれたのかなあ、ミカさんたち。

 

 

しばらく胸いっぱいで眺めていました。

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景色が最高のご褒美ですね。

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その場に行けたからこそ見れた景色。

 

心地よく晴れたタイミングに行けたからこその景色。

 

全ての運にめぐまれていたのです。

 

神様はいるんだ、弘法大師も神様もきっとつながっているんだ。

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やっぱりそうなんだ、とあらゆる奇跡に出会うたびに思います。

 

そして、坂の上にあるミカさん家にもどったのでした。

 

おまけ

 

地図で見るとこんな景色です。

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朝の方の景色は地図で見るとこんな感じ。

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両方のはじっこを楽しめたんだと、この地図を思わずスクショしたんですよ。

 

にひひひ。

 

楽しい時間はあっという間、居心地よすぎて、もう何日かすごしたい場所でした。

 

帰りの飛行機が決まっていることが悔しいです。

 

楽しい巡礼日記も帰りの珍道中へ続きます。

 

この日、朝5時起床の私は、結局深夜2時までこのあと放浪するハプニングがまっています。疲れとは人の判断力を奪うのです。

 

続く…

Muxiaに宿泊の翌日は、お約束の霧雨の朝。

私は案外とこれが好きです。^^

 

This was my first pilgrimage to Santiago.

これは私の生まれて初めてのサンティアゴ巡礼の物語である。

 

I feel that I was led by God to walk from Compostela to Muxia and then to Finisterra.

 

I would like to thank everyone who made it possible for me to walk the pilgrimage from as far away as Japan to Santiago and to come here.

 

さあ、いよいよFinisterraまでの旅です。

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昼のバスもありましたが、朝早く行くことを選びました。
 
前回のお話がこちらです。

まさかの霧で前の見えない中、剛速球のようなノーブレーキのバスでしたw

 

 

ついたころには霧雨も弱くなっていて

さて、朝早すぎてバスにいた巡礼のお姉さんも二人だけ、彼女らは朝ごはん食べにいっちゃいました。さて、私はどこにむかったらいいのか?

 

あ、矢印あった、と気づくまでしばし、不安でした💦

 

ん?なんだか山に向かうような構図?

最果ては、海じゃなかった??と、予備知識と目の前の景色に戸惑う。

 

が、矢印にしたがうことにしました。信じて進もう。頼みのグーグル先生も電波弱めでしたので。

 

この、ドアにポローンとパンの配達がなんか好きです。

焼き立てのぱりぱりもしけっちゃうやん、と思いつつ。

 

教会、あいてなかった。

ちょうど、配達の車のおじさんがいて、「Finisterra?」ときいたら方角はあっていた。

 

うん、この道を上る山道のような景色でいいらしい。

 

しばらーくあるいてから、安心のこれがでてきました。これが出てきたらもう安心です。まさか、これをたどってMuxiaにもどされることはあるまい。

そう信じて歩くのみ、である。

 

天気が良くないからか、ホントにだれもいないの。

いいのかな、こんなに独占で歩けちゃって、という気持ちw

 

かなり上まで来てから地図をみつける。

これで安心です。^^ようやく地形も理解しました。

 

そして、上に行くほどにキャンピングカーで朝をまちねている人が多いことにも気づきました。

帰りのバスは11時、ついたのは朝の8時少し前だった気がする、充分時間がある、はず。

 

登るにつれて、また霧の道

 

朝露の草木に包まれて、いい朝です。

カンカン照りより私はずっと好きなんですよね。

 

お!噂の巡礼銅像もありました。

霧の中、ひとりのんきに撮影中。

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ようやくポツリと人に出会います。

 

下りてきた?!ということは、もっと朝早くからいたのかな?

 

私を追い越していく人もあっという間に降りてきた。

 

(先に言うと、上でのんびりしていたことで私はきりの朝も晴れた景色も両方楽しめて最高でした。何事も、のんびり構えたほうが得なこともあるのです)

 

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ここからさらに上ります。

 

霧雨とはいえ、少しぬれてきました。

 

あせもかいた登り道です。

 

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岬のはじへの入り口につきました。

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この又先があるので、ここでかえったらもったいにゃい。

霧雨対策に屋根のあるところで着替えます。

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いやー、Finisterraにこれましたよ!日本は何時だろうなんて考えながら。

 

なんだろ?おみやげかな?

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ここで車を引き返す人もいました。

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ジョギングの人は往復してるのかな。

ウォーキングのおじいちゃんも朝はいたっけ。

 

ふむふむ、MuxiaとFinisterra、ふむふむ

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見つけましたよ!ゼロポイントー!!

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ついにきました、ここに!!

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霧の中で何にも見えないけれど、それもあり♥

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これもまたレアな最高!だから。

 

ありました!那智とフィニステーラ

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さあ、次は熊野古道だな。

 

四国というよりは、熊野古道とのつながりをかんじるね。

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むかしは、巡礼者はここで服を燃やしてうまれかわったそうな。

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というわけで、だれか生まれ変わるために置いていく様子が見えるかなとおもったけど、

 

そういう人はいなかった。ま、時代の流れとこの霧だからね。

 

まあ、ここまでこれたことが大満足なんです!私は。

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岬のはじには、HOTELがあり、カフェがありました。

 

 

凍える野良猫がいて連れてきたいくらい可愛かったな。

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あたたかいカフェで人ここち。

 

トイレも借りたいね。

 

と、ここで、まさかの日本人の女の子に出会います!!

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すごいね!!一人旅で歩いてきたそうです♥

 

で、最後の最後に、ベッドバグにやられて、あれの動く姿も見ちゃったそうで、

 

目下の予定は、とにかく早くランドリーであらゆるものを洗濯と乾燥機にかけること、だそうです。なるほど、それでホテルにいたんだなー、と思った私でした。

 

私の愛用のトコジラミ対策スプレーをお勧めしてみました。

 

なぜ来るときにもってこなかったのかしら、おいてきてしまったことを後悔💦

 

この先は、ポルトガルのほうにいくらしいので、差し上げたかったな。

 

ちなみに楽天などで買えます。

https://item.rakuten.co.jp/aromaspray/sp-45-100/

海外の薬局にもあるので、ぜひおすすめ。

 

HOTELなどでも気を抜かずに、これは日本での巡礼やゲストハウスでも役に立つので

持っておくことを私は、おすすめしています♥

 

のんびりカフェタイムのうちに霧が晴れました!

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最高です。良い景色も堪能できました。

 

霧が晴れたらこんな景色だったのです。

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アートなオブジェがあったりして。

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周りの方もやさしくお写真をとってくださいました。うれしい~!

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東の果ての日本から西の果てにいる不思議。
 
この海をながめていることが奇跡だと思いました。
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ここまでたどり着くんだ!と決めて歩いていてよかったです。
 
空が青くなり始めました。
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今日もいい一日になりそうです。

 

ヤコブさん、私、たどりつきましたよ。

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全てに感謝です。

 

続く