聞くチカラ☆ | へんろ歌手の日々の歩みと音楽

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先日ですね、仕事の話で
大事な事を話せたのでブログでご覧の皆さんにもご紹介です
よく、アナウンサーは、「しゃべるひと」だと思われがちですが、実際には、仕事の8割はインタビューにしろ、取材にしろ、「聞き手」にまわり、インプットをして、アウトプット(※会話への返答や回答など受け答え)が重要な部分です。これは、ニュースの原稿でも同じで、目の前のニュースの内容を理解し、その上で時間内に読むわけです。
 
世の中では、マイクを持ってずーっとしゃべっている、しゃべり続ける人、おしゃべり上手な人が、アナウンス向きだと思いこんでそのように努力をし続けていいる人がいます。
 
ディレクターとして現場にいても、お話しするんです。相手の話を聞くことに、注力しなさい。次に自分がしゃべることばかり考えて上の空で相手の話を聞いていないと、うわっつらの受け答えしかできていない、中身の薄い人間になっているよ、と。
これは私自身もそういう時期があったからこそ、なおさら思うし、心がけてほしいと思うんです。もちろん、頭の回転の速い方は、沢山の言葉がポンポンと出ることが多いです。ただそこで、けん引するチカラとして以外は、いったん前に出ることをのみこんで、俯瞰すると、グッとしゃべりって洗練するんです。
 
厳選するっていうんですかね。大事なタイミングに逃さずポンっといいコメントや言葉がだせれば、しゃべり過ぎなくても成り立つことって、思ったよりたくさんあると感じられると私は思う。
 
120%しゃべっていた人より、70%でしゃべっていた人の方が、印象にのこっていたな、、、ひかっていたな、なんてことがあるんですよね。
 
かけあい技術、相槌の技術、とっさにおりこまれた相手の言葉への対応が瞬時にできるか。ひとりでペラペラ話せるよりもここを鍛えたほうが、将来的に自分の幅も広がるし、全体的なスキルが上がると思います。
 
と言う、話を先日したのです。
 
(マシンガンのような私がいってもアレですが、これでも私は思うことの日々4割ぐらいしかしゃべっていないのw)
 
 
写真は我が家の金曜カレー♪
在宅での原稿仕事で、私は家の掃除。家族は男の手料理をたのしんでいます。いつもよりひと手間かけて料理をしたり、いつもより丁寧に掃除の時間は、ちょっとしたぜいたくですね。

 

 

そして、土曜の肉料理。

外出自粛の週末にじっくり料理ができるようにまとめて買ってきて3~4日分の献立を作り、順番に下ごしらえしたものを使っていくのもたのしい。

 

 

世の中は、心配になるニュースやいつまで続くのかな・・・とか、気がかりなことだらけの日常で、気持ちがもやーっとするときに、誰かの大事な時間を思うんです。みんなが無事でありますように。

 

本日の音楽~遍路修行旅~