秋のお遍路授業前の遍路道整備のお話
その3でございます。
ちょうど台風後だったり
夏や秋のあとはこのくらい草が伸びているのだと
記録になるかとおもいまして、いつもより多めの掲載
これまでのお話はこちらです。
先達の田辺さんにおしえていただきながら、
私と清瀬君で枝切りです。
ギタリストおにいさんにはまずは遍路道をみていただいている。
(もうこの時点で驚きの表情でてますね^^;)
後日きいたら、どうやらアスファルト道を
体験で歩くと思っていらした様子。
(世界ふしぎ発見の時も子供たちは舗装路を
親子ウォーキングの瞬間流れてましたもんね)
いえいえ、今回はありのままの遍路道でございます
清瀬君、よく働いてくれています。
すこぶるさわやかな笑顔!
枝を切り進めてゆくと、
海が見えてきます。
海が見えてくるとすがすがしいですね!
ワンシーズンで草木はこんなにのびてくる。
これもまたすごいなとおどろきます。
先達田辺さんの確認でさらに切りそろえたり
もう少し刈り込んだりもします。
笑顔で指示をくれるすがたをパシャリ!
こうして出口や最後に集合する海から先の広場に出るところなども
確認して次は山側に向かいます。
海側の秘密の道は…まだ見せませんよ(笑)
あたまに落ちてきたらあぶないな、
という枝も瞬時にカット!!
出口にもかつての子供たちの札が
まだ見守ってくれていました。
うれしいね。
次は山側です。
内心どきどきしつつ、ギタリストおにいさんにも
お手伝いいただきながら。(^^;)
せっかくなら体験してもらいたいなとおもいつつ
怒っちゃったらどうしよ~とどきどきしていました。
(私がね、^^;)
山側はまずは小川の整備です。
水かさが台風後に増していないか、とか、
渡る石の具合もたしかめます。
で、子供の歩幅で届くところにセットします。
ちょっとぐらいのぐらつきなら
がんばってバランス取って渡れるようにするのは
私たちサポートのお仕事です。
川を越えた先も確認します。
しるべ札は、気が大きくなる時には
調整していますのでご安心を。^^
歩いてきた方向から見える角度に向きが変わっていたら
なおしながらすすみます。
お遍路さんの励みになるようにと
言葉がつづられております。
気になるポイントまで確認して
おりかえすことに。
そろそろ授業にもむかわなくてはいけません。
というわけで、ここまで。
小川を渡りふたたびもどります。
ところで男性チームは
3つの小川の渡り道を作っていました。
安全コース、ドキドキコース、冒険コース
子供たちはどの石をわたったのかな。^^
最後は登るところに
子供たちのサポートになるようなトラロープをつけて
山側は完了。
男性たちでつけていきます。
トラロープには結び目をつけてにぎるときの
滑り止めにしたり工夫も凝らす。
上で2人が木にくくりつけて
ロープを設置。
下で適度な長さに切り。
程よい長さでたらしておきます。
ま、これは遍路道整備というより
遍路道を体験する小学生たちの
サポート準備と言うほうがいいかな。
ロープをひっぱって安全確認中。
試しに私がのぼってみました。
そうしましたら、おお!これは便利!
手と足のちからでバランスよく登れます。
と、思ったんですが、子供たちは
実際の実習では自力で「平気だよ」と
登る子が多かったそうですよ。
みんなすごいなあ。
つづく