舞台から きっと私を 見つけてね ト音記号と ゾウが目印 （着付師心得の短歌）
秋の日に 届いたあなたの リクエスト 着物で応へる ロマンスの夜 （着付師心得の短歌）
大好きな あなたの衣装が スーツなら 私は着物で 会いにゆきます （着付師心得の短歌）
三分紐 下前側に 帯留を 通して結び そっと左へ （着付師心得の短歌）
着回しは 着物一枚 帯三本 小物も変えれば 十分イメチェン （着付師心得の短歌）
五尺二寸 輪にした紐を ひとひねり 八の字背負い たすき完成 （着付師心得の短歌） 髪飾り 出番がなくても 諦めない 帯に飾れば 可愛さアップ （着付師心得の短歌）
振袖を 肥やしにしては もったいない 袴に合わせて 二度目の記念日 （着付師心得の短歌）
おはしょりが 出ない着物は 無理をせず 帯に隠して アンティーク風 （着付師心得の短歌）
七夕の 夜に架かる橋 鵲の 翼背負いて 恋実るらん （着付師心得の短歌）
袴下帯 リバーシブルなら 超ラッキー ずらしてオシャレに 丈を稼げる （着付師心得の短歌）
テを長く 羽根を小さく 追いヒダで 高さつぶして 袴の土台 （着付師心得の短歌）
小紋なら 半幅帯も オススメです 気軽身軽で 手軽な三軽 （着付師心得の短歌）
衣更え 一応決まりは あるけれど 判断基準は 自分の体 （着付師心得の短歌）
本当は 着物を着たい 日本人 着たいのならば 着ればいいのに （着付師心得の短歌）
ママだって 卒業入学 晴れの日は おめかししたい 女ですもの （着付師心得の短歌）
小難しい ヒダ折りだけが 能じゃない 咄嗟の判断 出たとこ勝負 （着付師心得の短歌）
横を見て 柄をそろえて 枕乗せ ぴたり合わせる お太鼓の垂れ （着付師心得の短歌）
広げれば 絵画一枚 絵羽模様 格の高きは 多くこれなり （着付師心得の短歌）
剣先に 向かう末広 金色が ちらりとのぞく 帯の隙間に （着付師心得の短歌）
