惜別・キハ183-0の旅(9)キロハ182-3 | TENDER UNOFFICIAL BLOG -NEO-

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北海道の鉄道シーンを中心としたブログです。

前回は、遠軽駅で特急大雪4号に乗車したところまででした。

遠軽での撮影を終えると、車両に乗り込み、進行方向右側になった自分の席、一人席に座ります。
列車は、遠軽機関区のターンテーブルと瞰望岩を見ながら発車しました。
終点の旭川まで約2時間、途中停車駅と言えば白滝と上川くらいしかないんですよね。
・・・それだけ人里離れた場所を走っていくということです。
 
せっかくなので、車内を見て行きます。
取り敢えず自分の座席をフルリクライニングしてみました。
後ろの席が空席だからこそできるというものです。
座席を一列つぶしたフリースペース、当初はここで喫煙可能だったかと思います。
車掌室の反対側の窓になります。
ここから体を乗り出して出発合図を送りますね。
グリーン室の入り口です。
車掌室前から、普通室の方を見やります。
う~ん、つくづく思うのは、この日にキロ182-9が入っていればなぁということですね。
残念ですが、キロ9が入るようなイレギュラーはありませんでした。

北見峠で速度が落ちたり力行で唸ったり、とにかく2時間はあっという間、永山で宗谷本線と合流しますと「アルプスの牧場」がフルコーラスで流れたこともあり、キロハ182の旅を満喫することができました。
 
昨年は臨時特急ニセコでキハ182-31には乗車したので、同じエンジン音が響いてきたのは良かったですね。
 
16時19分、旭川に到着しました。


もう向かいのホームには、特急大雪をリレーする特急ライラックが停車中です。

エンジン音や車内放送も動画の中には入っているのですが、それは又の機会にいたしましょう。
とかく「葬式鉄」でフィーバーしやすい時期かなと思いましたが、思いのほかゆっくりと過ごすことができたのは何よりでした。