ここはどこでしょう? | TENDER UNOFFICIAL BLOG -NEO-

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北海道の鉄道シーンを中心としたブログです。

ノーヒントでお分かりになりますでしょうか?
モーターカーがやってきました。
難しいでしょうか(笑)。
こちらになります…今はなき「ふるさと銀河線」(旧池北線)の勇足駅です。
本別町内の駅は、この意匠の駅舎が複数ありました。
コミュニティセンターを併設し、設計も共通にしてコストを抑えたんですね。
 
本別駅はちょっと大きいようですが、雰囲気はよく似ています。

仙美里駅は、勇足駅と全く一緒の造りのようですね。

岡女堂駅は、企業がスポンサードしていたんでしょうね。
岡女堂自体も一度破綻してしまったようですが、お面の博物館がありました。
駅の時刻表はこんな感じです。

そんなふるさと銀河線とJR根室本線の並走する線路はこんな感じでした。
上りの特急スーパーおおぞらが通過しておりますが、手前の線路がふるさと銀河線でした。
画面の奥は池田駅です。

反対方向はこんな感じ。

池田駅に停車中のふるさと銀河線の列車、軽快気動車でトコトコ走っていました。

国鉄の第二次廃止対象路線にして道内長大四線の一つであった池北線。
その昔は網走本線の一部分を形成し道東へのメインルートでしたが、晩年は寂しかったですね。
 
十勝とオホーツクの分水嶺以外は割と平坦な路線でありましたから、石北本線よりも高速化しやすかったのではないでしょうか。
 
札幌から帯広経由で北見へキハ283の特急列車を運行できればあるいは…とも思いました。
現に道東道(北海道横断自動車道の一部)は、千歳~清水~帯広~池田~本別~足寄というルートを辿っています。
このルートだと札幌から北見まで384キロ、札幌から釧路まで約350キロで、スーパーおおぞら登場時はその区間を最速3時間40分ほどで運転していましたから、石北本線経由より60キロあまり遠回りであっても4時間ちょっと、特急オホーツクよりも30分程度は時間短縮できたような気もしないではありません。
 
でも、おカネがないからやっぱりダメでしたかね(苦笑)。