フィリピン・マニラ在住の陰ヨガ講師Yocchiのブログ訪問、ありがとうございます。

 

今日も「食物アレルギー」講座の内容から、一部、ご紹介します。

 

アレルギーは複雑な要因が関わっていますが、いくつか主原因があります。その一つがリーキーガット症候群(腸漏れ)。

リーキーガットになると、腸管が傷つき、「タイトジャンクション」と呼ばれる粘膜の細胞の結合部が開いた状態になります。 すると本来であれば体内に取り込まれることのない、未消化のタンパク質が血液に入ってしまいます。それに免疫システムが反応し、アレルギーを引き起こします。

 

リーキーガットになる原因としては、以下のものが挙げられます。

1、腸内細菌のバランスが悪い(善玉菌が少なく、悪玉菌が多い)

善玉菌のエサとなる食物繊維不足、善玉菌にとって有害なジャンクフードの摂りすぎによって、善玉菌が減り、悪玉菌が増えます。

 

2、善玉菌を殺してしまう抗生物質や農薬の摂取

特に「グリホサート」という農薬がリーキーガットを引き起こすと言われています。小麦でよく使われている農薬です。近年、小麦グルテンのアレルギーが増えたのは「グリホサート」の使用が原因と考えられています。

 

3、アルコール摂取や薬の副作用

 

リーキーガットになると、いろんな食べ物でアレルギーを引き起こしやすい状態になるだけでなく、様々な慢性疾患を引き起こします。

 

善玉菌=プロバイオティックス(医学的に効果があると認められたもの)を摂り、そのエサとなる水溶性の食物繊維を摂ることで、リーキーガットは抑制できます。

また、リーキーガットを引き起こさないために、無農薬の野菜・果物を摂り、ジャンクフード、抗生物質などを避けることも大事ですね。

 

リーキーガットについては、4月に受けた「腸の健康」の講座でも習いました。その時に書いた記事も良ければ、ご覧ください。