第七十八番札所 郷照寺
42歳となった大師が自ら像を刻み、厄除けを請願したことから、「厄除けうたづ大師」として親しまれている。
札所では珍しい東大寺大仏殿と似た様式の本堂。
本堂前には6本の手を持つと言われる青面金剛と3匹の猿が座す庚申堂が経つ。
臨阿と言うお坊さんが都に行く数日前、犬に追われている子狸をみかけて助けた。
その後のお寺は飢饉や戦乱でしばしば無住になる事があり、そのすきに住み着こうとした悪人たちを追っ払ったのが狸のお化けらしい。
それ以来狸を神様として祀るようになったそうだ。
御朱印頂きました。