１１月２０日 JR西日本より「WEST EXPRESS 銀河」の
運行開始日、運行ルート、料金が発表されました。
まずは、「WEST EXPRESS 銀河」の簡単な説明。
１１７系を改造した車両で、６両編成。
JR西日本管内を走行します。
ずばり寝台列車です。
各号車のレイアウト
１号車 グリーン車指定席
２号車 普通車指定席 (ノビノビ座席、普通席) (女性専用車両？)
３号車 普通車指定席 (コンパートメント)
４号車 フリースペース
５号車 普通車指定席 (ノビノビ座席)
６号車 グリーン個室
１号車は２人向かい合わせの席
座席がベッドになる構造でカーテンもあるようです。
トワイライトエクスプレスのシングルツインと同じベッドの作り方ですね。
しかし、一人しか寝れなくない？
２号車は普通座席とノビノビ座席
女性席となっているので、女性専用車両の可能性も。
３号車はコンパートメントと普通座席
コンパートメントというと開放Ｂ寝台を想像してしまいますが、
子供が遊べるルームみたいですね。
どうやって寝るのかな？
同じく３号車にある普通座席。
これで、夜行はキツイ。
現行でも、ムーンライトながらが座席夜行なので、
ながらに乗っていてへっちゃらって人にはいいでしょうね。
個室じゃないと寝れない僕にとっては無理な席です。
５号車はノビノビ座席
ノビノビというと、サンライズ瀬戸・出雲の構造をイメージしてしまいますが、
これは、開放寝台ですよね。
ってか、こっちがコンパートメントっていってもいいぐらい。
これは、完全に寝台列車ですよね。
夜行と昼行があるらしいですが、いつでもくつろげるのはいいですね。
６号車はグリーン個室
この列車で一番料金が高い席です。
三角形の部屋で、イメージ画像を見る限りは狭そうですが、
１両で４室のみなので、１部屋当たりの面積は結構広いと思います。
運行開始日は２０２０年５月８日(金)
２０２０年５月～９月までの運行ルートは
京都(21時頃発)→出雲市(９時半頃着)
出雲市(１６時頃発)→大阪(６時頃着)
下りは京都発ですが、上りは大阪が終点です。
夜行特急列車として運転します。
２０２０年１０月～２０２１年３月までの運行ルートは
大阪⇔下関 昼行特急列車として運転します。
それぞれ、週２往復運転
それ以降のルートは利用状況をみて決めるそうです。
紀伊半島にも入線させてほしいですね。瑞風も入線していないので。
【料金】
料金は、特別料金や寝台料金は不要です。
普通車指定席は、現行の指定席料金です。
グリーン車指定席は、現行のグリーン料金です。
グリーン個室は、新規に設定されます。
グリーン個室料金(予定)
～100km 4,360円
～200km 5,860円
～400km 7,240円
～600km 8,450円
グリーン個室の定員
昼行時 ２名
夜行時 ２～３名
きっぷの発売箇所
全国のみどりの窓口
e5489 (JR西日本ネット予約)
など
見た目 開放寝台のノビノビ座席なら、
京都～出雲市まで指定席料金 3,490円
運賃は7,150円なので、
合計10,640円で夜行列車に乗れるということになります。
ってか、普通座席とノビノビ座席の料金が一緒！？
これは、おかしい！
昼行で、短距離乗車であってもゴロゴロして過ごしたいですよね。
ノビノビ座席が先に埋まるのは間違いない。
僕が乗るなら１号車のグリーン車
ただ、２席ごとの発売なのかな？ つまり、ルームチャージ。
他人と向かい合わせは嫌ですし、夜行だったら知らない人と寝るの？
そう考えると、まだまだわからないことばかりです。
２０２０年秋には、JR九州より７８７系を改造した観光列車がデビューします。
今までの観光列車みたいに同じ箇所を往復するというルートではなく、
曜日によって走る区間が違うという、まるでクルーズトレインです。
ただ、この列車は夜行ではなく、昼行列車です。
全車グリーン車。
あそぼーい車両でやってほしかったなぁ。
九州各地の前面展望が撮れるので。
以前、JR九州の社長が次の観光列車はあそぼーい！を改造すると言っていたはずですが。
あそぼーい！も車両自体は３０年経つので、そろそろ寿命も考えなくちゃいけないですね。
スーパービュー踊り子(２５１系)も約３０年で引退しますし。
名鉄パノラマスーパー(1000系)は３０年経ちますが、リニューアルしてまだまだ使う意気込みが伝わってきますが。
だんだんと観光列車が増えてきましたね。
昔でいう、ジョイフルトレインが復活してきたってところでしょうか。