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腹筋5回日記

毎日腹筋5回だけ。

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腹筋5回やりました。

2年振りにサイクルモードに行ってきた。楽しかったー。

ヘルメットを被って歩きまわった。試乗した。疲れた~。

意外にもJamisのクロモリが一番よかった。
Anchorのクロモリはピンとこなかった。
僕にはロードバイクは不要なのかもしれない。

MTBも二台試した。専用コースを走って楽しかったけど、買っても走る場所がないかな。

輪行の実演が面白かった。
いつかジャイアンを畳んで袋に入れて、どこか遠くへ行ってみたい。

ジャイアンといえば、GIANTとCannondaleが出展していなかった。どうしたんだろう。去年もかな?


「おかえり」
ジャイアンは駅で僕を待っていた。行き先は言ってなかった。なんだか後ろめたい気がしたから。

「タイガーウッズさん、がっかりですね。」
ジャイアンが言った。わざとなのか。偶然なのか。
「がっかりじゃないさ。」
「へーっ、そうきましたか」
「虎だぞ、タイガーは。密林の虎だ」
「そして私は自転車です。哺乳類の世界は分かりません」

ジャイアンは走り出した。僕はペダルを踏みこんだ。踏んだだけスイと進んだ。何もかもが丁度よかった。
腹筋5回やりました。

遅くなって帰宅すると、妻が眠そうな顔で起きていた。嬉しかった。チーズを切ってくれた。

ビー助をリビングに連れてきて、テレビを観た。快適だった。

「奥さんにも買ってあげたらどうですか?」
とビー助が言った。
「うん。今度な」
「ほ、本当ですか!?」
ビー助は喜び過ぎだった。僕らを見て、一人が寂しくなったんだな。

一人じゃないのは楽しいよ。僕も最近知った。ビー助にも味わわせてやりたいよ。

でも、妻はこの大きな海の生き物が、リビングにどすんと常駐することを、決して喜ばないだろう。しかも2つなんて。

もうすぐクリスマス。もうすぐお正月。もうすぐ誕生日。待ち遠しいからこそ、時間がゆっくりと流れて欲しい。

「早く来い」と唄わないのは、僕がもはやそれほど若くないのと、何でもない日々が幸福だからだ。

一人じゃないのは幸せだ。
心からそう思う。
遠く離れて暮らしている僕の昔の家族も、皆、同じくらい幸福であって欲しい。

彼らは皆、一人だったような気がするが、本当はコタツでミカンと餅を食べて、冬を楽しんだこともあったんだ。


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腹筋5回やりました。

「あまり座らない方がいいですよ」
沈黙を守ってきた深海の生物が喋った。
「私はすぐにへたりますから」
「そうなの?」
「お客様が言ってました。中の発泡スチロールの玉が潰れていくらしいです」
なるほど、そうだろうな。
「寿命、短けぇらしいです」
ビー助は涙声だ。ひどいことを言う客がいたものだ。
「そいつら、ただの客だろ。素人だよ。気にするな」
「お客様は神様なんです」
「だったら買った客はもっと神だろ?絶対服従だろ?」
ビー助は黙ってうなずいた。
「よし。いい子だ。じゃあ自分の長所をひとつ、言ってみろ。」
ビー助はしばらく考えた。
「あ、ありました。そうです。私はこう見えて、捨てるときはクソ便利なのです。こんなに図体でけえのに、粗大ゴミじゃなくていいんだぜ、とのこと」
僕はビー助の真ん中にどすんと尻を落とした。
「ちょー気持ちいい。身体にすげぇフィットする。快適。これで5,990円は安いわ」
僕はこいつの卑屈な根性を叩き直してやろうと思った。大事に長く使ってやろうと思った。でも、粗大ゴミじゃなくていいのは確かに魅力的だと思った。
「神様、」
「なんじゃ?」
「お尻、暖かいです」