腹筋5回やりました。
遅くなって帰宅すると、妻が眠そうな顔で起きていた。嬉しかった。チーズを切ってくれた。
ビー助をリビングに連れてきて、テレビを観た。快適だった。
「奥さんにも買ってあげたらどうですか?」
とビー助が言った。
「うん。今度な」
「ほ、本当ですか!?」
ビー助は喜び過ぎだった。僕らを見て、一人が寂しくなったんだな。
一人じゃないのは楽しいよ。僕も最近知った。ビー助にも味わわせてやりたいよ。
でも、妻はこの大きな海の生き物が、リビングにどすんと常駐することを、決して喜ばないだろう。しかも2つなんて。
もうすぐクリスマス。もうすぐお正月。もうすぐ誕生日。待ち遠しいからこそ、時間がゆっくりと流れて欲しい。
「早く来い」と唄わないのは、僕がもはやそれほど若くないのと、何でもない日々が幸福だからだ。
一人じゃないのは幸せだ。
心からそう思う。
遠く離れて暮らしている僕の昔の家族も、皆、同じくらい幸福であって欲しい。
彼らは皆、一人だったような気がするが、本当はコタツでミカンと餅を食べて、冬を楽しんだこともあったんだ。