話題作を見て”女の生きざま”を学ぶ---「モリーズ・ゲーム」の憂鬱 | イエローサブマリンのブログ

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モリーズ・ゲーム

劇場公開日

2018年5月11日

ストーリー

「モリー・ブルーム」は、モーグルのオリンピック候補だった。

彼女は厳格な父ラリーに育てられ、勉強にスポーツにと優れた才能を発揮した。

だが、そんな彼女は、2002年の冬季オリンピック予選の競技中に激しく転倒してしまう。

 

「モリー」は事故後、選手生命を絶たれ、L.A.のロースクールに通っていた。そんな彼女は、クラブでウェイトレスを始め、あまり成功はしていないが威勢のいいことばかりを言う不動産会社経営者の「ディーン・キース」の目に留まるのだった。

そして、「ディーン」は彼女を助手として雇う。

 

ある晩、「ディーン」はポーカーゲームを行おうとし、「モリー」は食べ物や飲み物を調達する。そのポーカーゲームには、有名俳優、スポーツ選手、銀行員など裕福な人たちが参加し、数万ドルもの現金を賭けていることに驚くのだった。

「モリー」はそこで、何千ドルものチップをもらい、ポーカーゲームが大きな利益を生むことに気付くのである。

彼女は、なんと貯金を行った後に違法な賭場を開いた。それにより大きな利益を生み、彼女の生活や賭場の様子は一変する。

すでに「ディーン」のアシスタントをしなくてもよかったのだが、「ディーン」は、「モリー」に「アシスタントを続けるんだ。さもなければ、賭場を取り上げるぞ」と迫る。

「モリー」は、「ディーン」との関係を続ける見返りに、高級ホテルでゲームを開き、より多くの利益を生むのだ。

 

「モリー」は、ニューヨークに移って、より賭け金の高い賭場を開く。ところが、プレイヤーが負債を踏み倒すようになると、あろうことか彼女はドラッグによって利益を得るようになった。やがて、ロシアのマフィアなどが出入りするようになる。

 

イタリアのギャングが「俺たちが借金を回収しようか」と提案し、「モリー」に近づいた。

だが、彼女はその提案を辞退する。ところが、ギャングたちが家を襲撃し、家族たちも脅かされてしまった。

 

プレイヤーの1人である「ダグラス・ダウニー」のタレコミをもとに、FBIが賭場に踏み込んだ。彼女は資産を押収され、母の実家に戻る。

その後、彼女はFBIに逮捕され、裁判にかけられた。司法取引でハードドライブの情報と引きかえに、免罪と彼女の財産保護を約束するのだが、その情報は家族を傷つけ、モリー自身の身を亡ぼす可能性があった。そこで、モリーはその取引を拒否するのだった--

 

衝撃の結末を伏せておく。