こんにちは、エースカイロプラクティック寺澤です。
たまには真面目なお話をひとつ・・・
よく患者様からこんな質問があります。
「病院で痛み止めをもらったけど全然良くならないんですが、なんででしょうか？」
これは痛み止めの薬の作用と、痛みの原因がマッチしていないせいです。
痛み止めの薬は、痛みを起こす物質の発生を妨げたり、血管を収縮する作用があります。
前者の場合は、すでに痛み物質が大量に体内に放出されていると、後から薬を飲んでもあまり効かないのです。
また、同じ姿勢で筋肉が固まってしまっているとより多くの血流を入れなければならないのに、後者の場合は血管を縮めて血流をわざと悪くさせているため効果がなくなる、といった具合です。
そのため、症状と痛みの原因に合わせて鎮痛剤を飲むのがベストですが、なかなかわからないですよね・・・
そもそも筋肉は、周りにある血管やリンパから血流など水分を受け取って柔らかくしなやかな状態を保っています。しかし、デスクワークや立ちっぱなし、長時間の運転などでずっと同じ姿勢をしていると、動きがないため血流が入ってこなくなります。そうすると筋肉への酸素・栄養が不足して柔らかい状態に戻れなくなってしまうのです。
逆に動きすぎる場合はどうでしょう。繰り返しの荷物運び、激しい運動、かがみ、スポーツなどで動かし続けると、筋肉に疲労物質が溜まります。この疲労物質は血液から酸素と栄養を吸収しにくくしてしまうため、結局筋肉は硬くなってしまいます。
このように筋肉の動かしすぎ・動かさなすぎによる異常が起こると、危険信号として痛み物質が放出されて痛みとして認識するというわけです。
ということで、筋肉のこわばりを柔らかくすること・血流を良くして疲労物質＆痛み物質を押し流すことが重要です。
最近のリハビリ業界で「安静にしないでどんどん動こう」と勧められているのはこのためです。
特に筋繊維がこわばり固まって血流の流れが悪くなっている場所をトリガーポイントと呼びます。このトリガーポイントを柔らかくして血流を流すと、痛みが軽減されると言われています。
エースカイロプラクティックでは、痛みと関係しているトリガーポイントを見つけ、和らげるための施術を行います。また、ラジオスティムという温熱機器を使って体の奥から発熱させ血流改善を促進します。
慢性的な痛みや薬が効かない痛みの場合は、ぜひ当院にご相談ください。
寺澤
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エースカイロプラクティック
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