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あなたの知らない韓国 ー歴史、文化、旅ー

歴史や文化などを中心に、日本・韓国や東アジアに
またがる話題を掘り下げながら提供したいと思います。

歴史、文化、韓国語、日本語

 

 皆さんこんにちは。

 

 今回は韓国の一大穀倉地帯として知られる全羅北道(전라북도)金堤(김제)にある百済時代築造の堤防についてお伝えしようと思いますが、皆さんご存じでしょうか。

 

 そうです。碧骨堤のことです。良くご存知ですね。

 

 碧骨堤(벽골제)は百済時代に建設されたと伝えられる貯水池です。全羅道地域は古来、穀倉地として有名で、一面平野が広がっています。年代的には330(百済第11代 比流王27)に建設されたと言われます。

 

   水門や堤防の一部が現存し、史跡整備されており、博物館も併設されています。

 

 

 
 
 
 

 案内図です。碧骨堤観光地案内(벽돌에 관광지 안내)と書かれています。農業文化博物館(농업문화박물광)や体験館などいろいろな施設があります。

 
 
 
 
 
 碧骨堤付近の航空写真です。広大な平野、穀倉地帯に築かれた施設であることが分かります。
 
 
 
 
 堤の西側から見た写真です。手前に見える池みたいなのが自然生態公園で、その向こうにあるのが緑骨堤本体です。遥かに地平線が見渡せ、広大な農耕地が広がる光景は感動的です
 
 

 
    堤の状況です。約2.5kmが残存しており、自由に散策できます。
 
 
 
 
    堤の上を歩いています。この碧骨堤は発掘調査が実施しています。堤を築造する時、土の間に木の葉や枝を敷き詰める敷葉工法という工法をとっていることが分かっています。中国の遺跡や日本の大阪にある狭山池でも同様な工法をとっており、技術のアジア的な広がりでも注目されています。
 
 
 
 
 堤防にはかつて5つの水門があり、第2水門「長生渠(정상가)」と第4水門「経蔵渠(경장거)」が現存していますの。上の写真は「長生渠」です。
 
 
 
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 いかがでしたか。全羅北道までくると、感じられる空気が、ソウルや釜山とは違います。空気がゆったり流れ、日本にも昔あった懐かしい故郷みたいな雰囲気です。ソウル駅から電車に乗ると、金堤駅まで約3時間、そこから市内バスで30分くらいで碧骨堤に着きます。
 
 碧骨堤は朝鮮半島の古代技術の精華のような遺跡で、文化と歴史、そして地平線まで見渡せる感動的な光景を味わい、帰りにグルメも楽しむのはいかがでしょうか。
 
所在地
全羅北道 金堤市 扶梁面 新用里 242-1
(전라북도 김제시 부량면 신용리 242-1)