皆さんこんにちは。
全羅北道金堤にあります百済時代の水利施設碧骨寺についてお送りしましたが、碧骨堤には農耕文化博物館が併設されています。
今回はこの碧骨堤農耕文化博物館についてお伝えします。
碧骨堤農耕文化博物館の玄関入口です。この階段を登って行くと、展示室の入口があります。
展示室の風景です。昔の農耕で生きた様子を展示、導入部です。
天下之大本。豊穣を祈る祭の様子でしょうか。前近代において農業は、国家にとって民衆にとって、一番重要な生業でした
コメの収穫の後の脱穀などの道具です。収穫してもこういう作業がなければ、食べられるようにはなりません。
台所での生活容器類です。石釜や椀など一般的な食器や調理用具が並べられています。韓国での伝統的な食生活をあらわす道具たちですね。
一般生活の中でもいろいろな儀礼があります。建物の上棟式に伴う物件で仏頂尊頂陀羅尼経です。建物や家内の末長い平安を願うものなのでしょうか。
次は朝鮮で最も重要視された儀礼祖先祭祀に関する展示です。今でも韓国人の生活の中で大きな比重を占めているのが祖先祭祀です。祭祀の時の準備が大変だと言う話はよく聞きます。
祭祀の時の供物です。色とりどりで豪華にみえますが、いろいろ料理もせねばならず、年に何回も行うのは相当負担でしょうね。
巫堂が굿と言われる儀礼で使う三枝槍と偃月刀です。悪しきものを打ち払う道具なのでしょう。
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いかがでしたか。碧骨堤農耕文化博物館は、百済時代に築造された水利施設に併設された民俗中心の博物館です。
碧骨堤からは地平線が見渡せ、周辺が韓国で随一の穀倉地帯であることを実感できます。
ソウルを離れて、しばし伝統農業文化の世界に触れてみるのはいかがでしょうか。