皆さんこんにちは。いかがおすごしでしょうか。
私の周囲には、「韓国には何回も行ったことがあるけれど、ソウルにしか行ったことがない」という人が少なからずおられます。ソウルが悪い訳ではないけれど、折角韓国まで行ってソウルにしか行ったことがないのはもったいないです。
韓国第2の都市と言えば、ご存知の通り釜山ですね。釜山駅は鉄道のみならず、背後に国際船旅客ターミナルもあり、国際色豊かなところです。駅前の通りには異国情緒たっぷりなところがあるのをご存知ですか。中華街です。中華街と言えば、以前に仁川チャイナタウンを紹介したことがありますが、釜山駅前にもあります。
釜山駅前の大通りを渡ると、もうすぐチャイナタウンタウンです。
中国情緒たっぷりなゲートが我々を出迎え、通りには中国料理店や食品店、雑貨店などがいっぱいです。釜山地域では近世時期には対馬藩関係者の居留地である倭館があり、1877年の日朝修好条規により開港場となり、外国勢力の進出が始まりました。
通りには赤い提灯が並んでおり、いかにも中華街といった雰囲気で満ちています。
この地域の歴史を解説する「草梁近現代史ギャラリー」という施設もありました。
この釜山駅前地域が歩んできた歴史を写真や解説版で紹介する施設のようです。
開港後に海岸の埋め立てや開発事業が活発化する以前は、白砂青松の美しい砂浜だったそうです。
近現代史ギャラリーを通り過ぎると、中華街のつきもの、三国志の壁画がありました。まずは三国志に登場する主要人物の紹介です。三国志には多様な人物が登場するので、ここに登場するのはほんの一部です。
三国志の名場面が書かれた通りです。英雄豪傑たちが活躍する様子が描かれています。
実に勇ましい風景が描かれています。三国志は中国だけではなく、日本でも韓国でも非常に人気がある素材の一つです。
チャイナタウンの一番北端のゲートです。この日は雨が降っており、人も少なかったので、比較的落ち着いていました。
チャイナタウンを抜けると、テキサスストリートという名前の通りです。ロシア語の文字が並んだ酒場や飲食店が並んでいます。ロシアなのにテキサスとはどういうことでしょうか。
またこの通りの周囲にもロシアに関係する団体や企業が散見しました。
上はロシアの人権団体の事務所のようです。
ロシア旅行を専門とする旅行社のようです。
地方都市とは言っても釜山は韓国で第2の都市です。色々と見所はあります。このブログでもこれからまた紹介したいと思います。皆さんもソウル以外の都市にも行って見られてはいかがでしょうか。