前回のブログ更新以降も相変わらず発熱しただの胃が痛いだのと訴えてきてた殿方。
それでもなんとか月末までには自宅に戻ろうとしていた殿方だった。
駄菓子菓子、発熱はともかくあまりにも胃痛が続くし、それも痛がり方があまりにも辛そうだったので、暫くこちら(我が家)で様子を見たら?と提案してみた。
私も甘いよね。
イライラをぶつけられるのも嫌だが、それ以上にこのまま帰して何かあるのはもっと嫌。
というわけで、もう少しこちらで様子見することにした殿方だった。
胃痛に効くという病院から貰った頓服薬を自宅に忘れてきたと訴える殿方。
仕方ないのでそれだけでも取りに帰ったら?と提案すると、そうするわと一旦帰ったのは昨日のこと。
駄菓子菓子、まだ残ってると思い込んでたその頓服薬がもう無いことが判明した。
次に定期通院するのは8月の末だと言う。まだあと2ヶ月弱も先じゃないの。
流石の殿方も痛み止め無しで2ヶ月弱も粘るのは無理だと観念したのか、急遽前倒しして病院に行くと言い出した。
それだけ辛かったのだろう。
その病院、強制退院になってるので、何かあっても入院させてもらえるかどうか分からない。
前回通院時に特に何も言われず診察だけはしてもらえたようだが、いざ何かあってもまた入院出来るとは限らない。
だから、別の病院を探してはよ受診しろとあれだけ急かしたのだ。
しかし待てど暮らせど別の病院に行く気配もなく、そうこうしているうちに胃痛が一段と酷くなり、とりあえず痛み止めだけでも処方してもらいたいと観念したようだ。
担当の先生の外来は直近でいつあるのか、殿方は電話して聞いてみてくれと私に頼んできた。
仕方なく電話して聞いてみると、今日の午前中ならいつ来ても大丈夫との事だった。
私『病院行ったら時おり不明熱が出ることもちゃんと話すんだよ?』
殿方『分かってるよ…(クソデカ溜息)』
あんまり煩く言いたかないが、このまま放置する訳にもいかない。
殿方だって、同じ死ぬでもこのまま苦しみぬいて死ぬのは嫌だろう。
誰でも、死は穏やかに迎えたいはずだ。
結局私は、自分から巻き込まれに行っている。
あんなに大騒ぎして救急車まで呼んだのに、治療拒否からの強制退院になった時点で冷たく突き放すことも出来たはずだ。
『そんなに早く死にたいんならとっとと死にやがれ!』
とも言ったこともある。それも一度や二度じゃない。
けれどどうしても見捨てることが出来ない。これって、ただ単に心配しているだけなんだろうか、はたまた、やれるだけのことはやったと自分に納得させたいだけなんだろうか?
自分でもよく分からないでいる。
何れにしても、このまま放置しても一番辛いのは本人だ。
今日、病院に行ってみて、痛み止めだけの処方で帰ってくるのか、それとも、血液検査でもしてもらって悪い数値を叩き出して入院を勧められるか?
いや、そもそも、ちゃんと病院に行けるだろうか?
そんなことを思いながらブログを書いてたら殿方が起きてきた。