また私からヤイのヤイの言われると思ったのか、殿方からの連絡が途切れた強制退院4日目。
これはもう本人がそういう態度なんだから仕方ない。
私もそのうち気にならなくなるだろうから、というか気にしても仕方なくなくなるだろうから、それまでは、嫌われても良いのでヤイのヤイの言い続けるしかない。
そう思った4日目だった。
![不安](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/597.png)
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明くる朝、強制退院5日目。
一応は朝早くに生存確認の為のメールをした私。
その日はなかなか返信がない。
いったいどうしているのかも分からない。
まさかまだ弄れたままなのか?そんな事を思っているとやっと返信が着た。
殿方『坊ちゃん(ミニチュアダックス17歳♂)は元気にしてる?』
と、当たり障りのない話題からぶっ込んできた殿方。
自分のことはなるべく話したくないのだろう。
話せば話すだけ私から何か言われてしまうからね。
でも、そうは問屋が卸さない。
再度、体調はどうなのかと尋ねた。
殿方『退院時よりは幾分かマシになっている』
殿方『あとは落ちた体力さえ戻れば✌️(ピースなんてしてる場合かよ)』
殿方『まぁ気長に養生するさ』
と、相変わらず呑気なことしか言わない殿方。
実はこの日、2週間に一度の訪問診療の日だった私。
主治医に殿方の愚痴を言って聞かせたんだった。
主治医曰く、最低でも1週間は絶食しないと治療にならないこと、ほっとくと胆嚢が破裂してそこから腹膜炎になり、それで死んでいくことなどを聞かされた。
それらをそのまま殿方に伝えた私。
すると、やはりというかなんというか、知らないところで自分のことを言われてることを良く思ってないような返信が着た。
殿方『アキには何を言っても…』
それ以降、またしてもプツリと返信が途絶えた。
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さらに明くる朝、強制退院6日目、再度生存確認のメールをした私。
私もいい加減ほっときゃいいのにとも思ったが、こうなりゃ気が済むまでやるしかない。
嫌なら殿方が返信しなければ済む話だしね。
その日、直ぐには反応無いだろうと思っていたら、案外アッサリと返信が着た。
殿方『アキのほうこそ体調はどうなんだい?坊ちゃんは?』
私『私は相変わらずビリッビリ電流痛が酷い。けれど、何はさておき坊ちゃんの世話だけはやらにゃならんからなんとか頑張ってる。あとは殆ど死んでるよ』
私『坊ちゃんは相変わらず落ち着きがない。食欲が無いなどの体調悪化は無いようだけども』
殿方『落ち着かないって、スロープを昇ったり降りたりということ?それはそれで運動になるよね』
私『それって運動になると言うのかね?ただ単にストレスを感じてるだけじゃないの?』
殿方『俺はといえば、体調はマシにはなったけど買い物をどうするか思案していて、セブンに配達を頼もうかと思ってるよ。先日は頑張って行ってきたけどキツかった。酒も呑む気にもならないし』
私『それならヘルパーさん雇うしかないんじゃない?私みたいにね。お酒を呑む気にもなれないということは、やっぱり普通じゃないってことよね』
殿方『すぐそうやって悪いほうへ捉える。もういいよ👋』
そう言って、それ以降またしても返信が途絶えた。
私からしてみれば本当のことを言ったまでなのにね。
自分の体調のことなのに、あくまで現実逃避したいのかね。
なので言ってやった。
私『生存確認のメールすらも気に食わないようなので、もう連絡するのを止めるよ。死なない程度に頑張って』
因みにこれ、昨日の出来事
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やっとリアルタイムに追いついてきた。
以上、緊急入院から強制退院に至り、退院したはいいが生活も覚束無い殿方の現状をお伝えしてきた。
昨日宣言した通り、暫くは連絡を止めてみることにする。
心配してないと言ったら嘘になるけど、いよいよ私も覚悟を決める。
本人がどうにかしたいと思わない限り、生存確認なんて意味を成さない。
私もそう。
いい加減無駄な足掻きは止めなさいよと思うよ。
あとは野となれ山となれだ。
おしまい。