昨日来た訪看さんは、先週、我が愛しの坊ちゃん(ミニチュアダックス16歳♂)の具合いが悪くなった様子を見た、たった一人の証人だった。
その訪看さん、昨日来るなり玄関先でワンワン吠えまくる坊ちゃんに出迎えられ心底驚いていた。
先週の、あれはいったいなんだったの!?ってw
そりゃあれだけぐったりした坊ちゃんを見たら誰でもそう思うと思う。
訪看さん、坊ちゃんがいよいよ危ないかも…と、訪看事業所内で情報を共有していたそう。
別の訪看さんも、その事業所からやってくる訪問リハさんも、来る度に『大丈夫なの!?』と心配してくださっていたのはそういうこと。
まぁそうなるよね。
ただでさえ突然旦那に死なれ、今度は飼い犬に死なれ、となると私の精神状態がどうなるか分からない。
そうなると、私が一人暮らしなだけに私を見守る人がおらず(殿方くらい?)、いよいよなんか良からぬことをやらかすかも、という心配はあるだろう。
私も、ペットロスがどうなるか分からない。
案外平気かもしれないし、泣き暮らしてるかもしれないし。
泣き暮らすとなると病気には凄く良くない。
病状がただでさえ悪いのに余計に悪くなるかもしれない。
そういう諸々を考えた時、坊ちゃんが元気に過ごしていることが如何に奇跡的かとしみじみ思う。
先程も、起きた私を見咎めた坊ちゃんは、水飲みに降りたはいいが昇れなくなったベッドに上げろ上げろとクンクン鳴き始めた。
私が抱っこしてベッドに上げてやると安心しきったように毛布に包まれてスヤスヤ。
私が起きてくるまで鳴かずに待ってたんだ。
なんて健気なんだろう。以前はこれでもかと鳴いていたのに。
そういう坊ちゃんとの生活がいつまでも続いてくれよと願わずにはいられない。
たとえどんなに介護が大変で、どんなに手がかかろうとも。