1週間前ほどだったか、どんな内容だったかも忘れたが殿方と軽く討論になった。
本当に些細なことでケンカになるようなことでもなく、しかし口では負けない私に次第に詰め寄られていく殿方。
ついにはこう言われた。
『アキは前からそんな喋り方するの?ドヤァのニヤァ』
これでこの話は終わりにしたかったんだろう殿方。
しかしこの一言で私のスイッチが入った。
『喋り方をどうこう言われても困る。生まれた時からそうなんだから。そんな事を言うってことはもう喋らないほうがいいってことね!』
それ以来、私からは一切喋りかけてない。殿方からも何か聞きたいことがない限り喋りかけてこなくなった。
当然、殿方の行き来は減った。かに思われたがすぐに元通り。
痺れを切らしたのか、我が家に来た時に『今日は暑いねぇ』とか『天気が悪くなるみたいだよ』などと挨拶的な内容のことを喋りかけてくる。
しかし喋り方にケチをつけられた私としてはそんなしょーもないことにいちいち返事をする義理もない。
話したいなら勝手に話せば?みたいな。
そんなこんながあったのと、大谷翔平選手所属のエンジェルスがまさかの5連敗して、もうむちゃくちゃイライラしてる。
加えて身体の激痺れ痛。今日なんかはMAXだ。因みに昨日はラクだったけど、昨日は筋肉痛が酷くて身体がバキバキだった。なのでシャワーはおあずけ。
このイライラどうするよ。
身体のことはいつもの事なのでどうとでもなるが、エンジェルスのことは当たり前だがどうにもならん。
そして殿方のこと。
事もあろうに『喋る』ってことにケチつけられた。
それならこちらとしては喋らないだけだ。
一言『あんな言い方して悪かった』って言ってくれば私だっていつまでも喋らないなんてことはしない。
けれど、よりによって、人間に与えられた『喋る』という能力を否定されては真っ当な生活は送れない。
嫌なら来なけりゃいいのに、なんで来るんだよ。
でも『もう来ないで!』と言えない私の事情。
私が痛みで悶絶している時に飼い犬の相手をしてくれたり、ヘルパーさんや看護師さんに頼めないような事を頼めたりする。
直近だと飼い犬のご飯とペットシーツを買ってきてもらったりタバコを買ってきてもらったり、銀行からお金をおろしてきてもらったり。
こういう事は他に頼める人がいない。殿方がいないと生活が成り立たないのだ。
だからどんなに嫌でも来てもらうほかない。
殿方もそれを分かっているのか強気に出てる感じ。
なので余計にイライラするのだ。
殿方が謝る気配は1mmもない。かといって何も悪くない私が折れる必要もない。
素直になれば?なんて言われるかもしれないが、そういう問題でもない気がする。
だって喋り方にケチつけるって、イコール喋るな!と言われてることと同義じゃない?
そんな人にこちらから歩み寄る?
ついそんな言い方をしたとしても、それなら先ずは殿方から謝るべきじゃない?
親から授けられた様々な能力のひとつにケチつけてきて、親をもバカにされてるように感じるよ。
私の考えすぎ?
私としては、二度と喋りたくないがいないと困るという最悪な状態だ。