ぼく
谷川 俊太郎
ぼくはぼくで他の誰でもない。
ぼくはぼくでやっていく
(この詩の出典を探してみたのですが、見つかりませんでした。もし間違っていましたらごめんなさい。)
先天性ミオパチーである次女。
「ねぇ、どうして私の腕や足はこんなに細いの?」
「どうして私はみんなみたいに走れないの?」
こんな疑問と共に毎日を過ごしている。
娘の場合、1才の時に先天性ミオパチーの診断がなされているので、それ以降は何科を受診しても普通に「ミオパチー」という言葉は出てくるし、娘も一緒にそれを聞いてきました。
だから今更「告知」ということもないし、これから先も改めてすることはないと思う。
こういった疑問が娘の口から出るたびに、その都度私なりの言葉で説明するのだけれど、私の言葉も足らず。
娘が納得することもなく。
これらの質問は時間を空けてまた繰り返される。
この詩を読んだ時、
「そう!そんな感じ!」
って思った。
あなたの障がい名は先天性ミオパチーって言ってね、うんぬんかんぬん…。
筋肉の構造がこうなっててね、うんぬんかんぬん…。
私も一生懸命説明するんだけど、
こういった理屈を理解することも必要なんだけど、
私がこまめにわかって欲しかったことは、
感じて欲しかったことは、この詩みたいなことだったんだ。
私がいつも「足が細くても、走るのが遅くても、それがこまめなんだからそのままでいいんだよ」とか言ってクドクドと説明することを、たったの2行で。簡潔に。
そりゃ、周りは色んなこと言ってくるし、
ジロジロ見られることもあるけど、
でも、
卑屈にならず、傲慢にもならず、
明るく前を向いて、
私は私で他の誰でもない。
私は私でやっていく。
これがいい!
これからはこんな感じでやっていこう
