世界を震え上がらせ、ハリウッド・リメイク版も作られた「リング」がゲーム化されていた?
最恐の怨霊・貞子の呪いは、ビデオからゲームへと進化を遂げ、ドリームキャストに伝染…!!
リングの恐怖はまだ終わらない…。
今回は、2000年にドリームキャストで発売された「リング」をプレイしてみました。
ハリウッドでリメイク版も作られた「リング」のゲーム化作品です。
「見たら7日後に死ぬ」という基本設定は映画と同じですが、アメリカが舞台で登場人物やストーリーは完全にオリジナル。
封鎖されたアメリカの研究所(CDC)が舞台で、新人研究員のメグが恋人の死の謎を追って、現実世界と「リング」が創り出した仮想世界を行き来しながら「リング」の謎に迫るという内容になっていました。
現実世界ではNPCとの会話を中心に進む調査パート、仮想世界では怪物を撃退しつつ、任務をこなしていく探索パートが交互にやって来るという構成になっています。


システムはバイオハザードそのままです。
方向キーの左右で「旋回」してから、上で「前進」というラジコン操作なので、敵から逃げにくく適度な緊張感があります。
バックステップすると、後ろにぴょんぴょん飛び跳ねますw(可愛い)
セーブは、「無線機」の前で行います。
アイテムをしまえる「アイテムボックス」も実装されています。
画面の見た目もまったく同じ。
ゲームシステムとして面白いのは、懐中電灯のON/OFFができる点です。
懐中電灯は暗闇を照らせるものの、敵に察知されてしまうリスクもあるので、「光と闇の使い分け」がカギとなっています。
ただ、ライトの電池は消耗品で、電池がなくなると、真っ暗になって探索どころではなくなります。
ゲーム内で画面の明度が調整できないので、ディスプレイによってはかなり暗い状態でプレイすることになります。
精神的にもかなりきついので、電池切れになったときの方が怖かったですね。
ただ、映画「リング」の独特な「じっとりとまとわりつくような怖さ」はないので、そういった怖さを期待すると、がっかりします。
貞子も出てくるし、「呪いのビデオ」のシーンは映画の映像がそのまま使われていますが、全然「リング」っぽさがないです。
あまりにもバイオに似すぎなんですよね…。
ロッカーを開けると、中からモンスターが飛び出してくることもありますが、「猿のような見た目」なので、いまいち怖くありません。
怖がらせ方もワンパターンなので、すぐに慣れてしまいます。
バイオ系のアクションADVとして遊ぶ分にはそれなりに楽しめますが、
これなら「リング」でなくてもいいのでは…というのが正直な感想です。
映画通りに日本を舞台にした和風ホラーにしてほしかったです。
ゲームオーバーになったら、貞子がテレビから出てくるような演出があってもよかったんじゃないかなと思いました。

















