鈴木光司の人気ホラー小説の映画化。衝撃のクライマックスが話題になり、大ヒット。
2002年にはハリウッドでリメイクされるなどジャパニーズ・ホラーの世界的な流行の火付け役となる作品となりました。
もしもこの映画が現れなかったら数々のJホラー作品は生まれなかったでしょう。
続編の「らせん」と同時上映されて10億円の配給収入を記録する大ヒットとなりました。
TVディレクターの浅川玲子(松嶋菜々子)は、「見たら七日後に死ぬ呪いのビデオ」の噂話を耳にする。問題のビデオを伊豆の貸別荘で発見した玲子は、別れた夫の高山竜司(真田広之)の協力を仰ぎ、呪いの解明に挑む。ビデオに隠されたメッセージから二人は強力な霊能力を持っていた山村貞子なる人物の存在を突き止める。貞子は実の父親によって殺され井戸に投げ込まれるといった非業の死を遂げていた。ビデオは貞子の怨念が念写されたものであり、玲子と高山は、貞子の遺体を引き上げて供養すれば呪いは解けると考え、井戸に眠る貞子の亡骸を探し出す。こうして呪いは消えたかに思えたが…。
「呪いのビデオ」が都市伝説化されていたり、ビデオを見た後にかかってくる無言電話やグニャリと顔が歪む心霊写真は、映画オリジナルの味付けだそうですが、ジワジワくる怖さがあります…。
ビデオの内容も、長い髪をとかす着物の女性、頭を白い布で覆い、何かを指し示す人、もだえ苦しむ人々、ぽつんと映る井戸…など、どれも意味不明で不気味。
浅川の姪である智子の「死に顔」が出るシーンもショッキングです。
しかし、何といっても、この映画で最も衝撃的だったのは、貞子の登場シーンでしょう。
今でも忘れることのできないあのシーン。
長い髪を振り乱しながらクネクネとした奇怪な動きでテレビから這い出す貞子…。
今ではバラエティー番組とかでよくモノマネされているので、映画を観たことがない人でも知っていると思いますけど、
初めて見た時は、ラストで貞子が登場することなんて知りませんでしたし、まさかテレビの中から出てくるなんて思いもしませんでした。
子供の頃だったので、怖くて見れなかったのですが、「リング」を見てから数週間が過ぎたある日。
リビングでくつろいでテレビを見ていたら、確か日本アカデミー賞を放送していたと思います。
ちょうど貞子がテレビから出てくる映像が流れて、貞子の目がアップになった瞬間、思わずウワッ!と隣で見ていた父と一緒に大声を上げてしまったという記憶がありますw

