マックのハンバーガーが65円だったのは2000年から。
ちなみに1995年に130円だったハンガーガーを
平日半額セールにしたしたもので、それ以前は210円でした。
吉野家の牛丼が280円だったのが2001年からで
それ以前は400円でした。
松屋もすき家も「安値」を争っていました。
日本が完全な「デフレ状態」に入ったのがこの頃でしょう。
その後、日本はデフレから脱却できずにきたワケですが
我が家のように、子育て期間中だった家庭には
節約しやすい環境だったので大いに助かったハズです。
これが、いきなり「物価高騰」に変わってしまったのが
やはりロシアのウクライナ侵攻による小麦価格の高騰が
きっかけになっていたように思います。(と、円安・・)
ベテラン節約家の方々はよくご承知でしょうが
ウクライナ以前までは、節約食材には定番がありました。
岐阜あたりだと、基本食材の通常品の最安値店は
カネスエだと思われます。
長らく・・・
玉子=10個100円くらい、鶏むね=100g39円くらい、
豚小間=100g75円くらい、食パン=59円、
カップ麺=59円、うどん、焼きそば=9円、
もやし=9円、お米=最安で10kg2,000円くらい、
豆腐=一丁25円くらい、納豆=49円くらい、
とまあ、こんな価格が、ず~~~~っと続いていました。
で、周辺のゲンキーなどもカネスエに対抗して
品目別に「常時お値打ち品」を打ち出していたものです。
これが、今や・・・
鶏むね=39円→49円(ただし3枚、2枚だと55円)、
食パン=59円→79円
カップ麺=59円→79円
もやし=9円→17円
お米=最安10kgで2,000円→3,000円
とまあ、30%とか50%の値上げが当り前になっています。
一世帯の一ヶ月の食費が仮に3万円くらいだったとすると
今は、4万円から4万5千円くらいはかかっているだろうと。
こうなってくると、値下げシールを捜したり
各スーパーの価格に詳しくなったり、
中には庭のすみで野菜を作り始めたりする人も出てきそうです。
スーパー側も、何とか他店より「強み」を出そうと
「常備の目玉品」を懸命に開発しているでしょう。
カネスエで見つけた最安値のアメリカ米。
(でも、大して安くはない・・・)
ものは試し、、と買ってみました。
「あっさりした食感が特徴」とのコピーです。
あっさりしてます。確かに。
お米の旨味まであっさりしています。
まあ、加工用にはなるかもしれません。チャーハンとか。
「白飯(しろめし)」としては、ちょっときついかも、でした。
ん~、デフレでもよかったかも・・・