「サナダさん」タイプ と 「サナダさん」を嫌悪するタイプ | マタのブログ

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サッカー・・・やら親爺の独り言

アニメ「かがみの孤城」の中で

主人公の安西こころさんを不登校に追い詰めるまで

仲間(内通者)を集めてイジメた「サナダさん」・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

その「サナダさん」を

 

「目の前のことしか考えずに生きているバカ」

「そんなもんだよ、バカみたいだね」

「たかが学校のことなのにね」

「負けないでね、こころちゃん」

「わたし今度こそ、嫌なものは嫌って言う」

 

と嫌悪していたのが東条萌さん。

父親が大学教授、という設定ですから少なくとも賢い系。

 

 

 

 

 

 

この二人、大雑把に言えば世の中の縮図のようなもの。

 

 

 

 

 

一つは、「感情とか感想しかやりとりできない層」で

もう一つは、「論理とか理屈をやりとりできる層」です。

 

 

 

分かりやすく、「理屈の話についてこれる層」と

「理屈の話についてこれない層」に分けるとして

さらに「理屈層」と「感情層」と呼ぶことにするなら

この二つの層の間には深い断裂というか、高い壁があります。

 

 

 

 

 

互いに、この高い壁を超えることができません。

互いに、相手の考えが宇宙人の如くに全く理解できません。

 

相手が何をしたいのか、何を言っているかさえ理解できません。

 

 

 

※この件については、ずっと以前からブログの記事にしています

 

 

 

 

 

「感情層」は、些細なキッカケでひどいイジメをします。

あの子がちょっと気に入らないから何をしてもいい、、

というのが「感情層」の当たり前の行動です。

 

サナダさんがこころさんにひどいイジメをし続けるのも

サナダさんが好きになった中一男子が、小学生のころ

こころさんが好きだった、というだけのことがその理由です。

 

 

 

このことは、「理屈層」には想像もつかないことでしょう。

その男子とこころさんが付き合ってるワケでもないし

小学生のころに好きだった、というだけでなぜ嫉妬???

(何となく気に入らなかったから、ということなんでしょう)

 

そもそも、ひどいイジメをした相手が

イジメに耐えきれずに逆上して自分を刺すかもしれない・・

という最も危惧するべきことすら、思いついてもいない。

 

 

 

 

 

逆に、「理屈層」は集団イジメが起きた場合に

関わらないようにしつつ、分からないように被害者に対し

少しでも心の支えになりたくなるハズです。

 

当然ですが、被害者が自殺にいたってしまったら

自分も「助けてあげられなかった」という強い自責の念を

自分に感じてしまうことがよく分かっているからです。

 

 

 

このことは、「感情層」には想像もつかないことです。

(それが想像できてりゃ、イジメをするのを躊躇する)

 

 

 

 

 

多くのユーチューバーたちが、このことを論じています。

 

表現方法がどうか、という点は置いておくと

「理屈層」=インテリ層、「感情層」=バカ

と、ほとんどのユーチューバーが表現しています。

 

 

 

インテリ層とバカの間にある、双方が越えられない壁を

「バカの壁」と表現しています。

 

 

 

 

 

例えば、Fラン出身が多い飲食などの業界では

パワハラ、モラハラ、イジメ、嫌がらせが普通にあって

「誰かの仕事の失敗を怒ること」が仕事そのもの、、

というような社風になっていたりします。

 

 

 

高学歴者が多い企業などでは、自己愛性人格障害による

パワハラ上司のモラハラ自体はかなりあるでしょうが

それは仕事の成果を求める際に、能力不足の社員に対し

目標への積み上げ方の欠点に集中しているハズです。

 

「誰かの仕事の失敗」=「自分の教え方のマズさ」なので

「感情層」のように、人の失敗を見つけてうれしそうにする、

ということは絶対に有り得ません。

 

 

 

 

 

両者では「パワハラ」の質が全く異なります。

 

 

 

 

 

「感情層」と「理屈層」の間の高い壁や深い溝は

何をどうしたところでなくなりません。

 

※「バカは死ななきゃ直らない」とはこのことです。

 

 

 

お互いを、別の人種として接することが肝要でしょうね。