サッカー好きにとって
特に高校サッカーファンにとって、年に三回の特別な日。
そう・・
メドウでの、インターハイと選手権と新人戦の準決勝の日。
もちろん、決勝もなんですが、準決勝は二試合四チーム。
岐阜じゅうのサッカー関係者やサッカーファンが楽しみにしている日。
2020年の春ころ以降、コロナ感染拡大防止のためということで
一時は選手の保護者も観戦が禁じられるという
暗黒の日々が続きました。
これでは、岐阜のサッカーの火も消えてしまいます。
今日も、事前の観戦制限の告知はないにしても
現場で制限しているかも、と「観戦ができないなら紅葉狩り」の態勢で。
到着して様子をうかがってみたら
大勢の人々が会場入りしていたので、「観戦の注意」を熟読した上で
ひ~~~~っさびさに、メドウのスタンドへ。
まず、芝があまり使われてなかったからか、超健康そうな、ザ・みどり!
で、掲示板が真新しい電光掲示板に変わっていました。
第一試合は、中京 vs 各務原。
序盤から中京が押していて、過半はハーフコート。
ですが、各務原からは焦りは感じられません。
伝統的に「超・堅守速攻」の印象がありますが
17~18才の若い選手たちにもそれが受け継がれているような。
何度も絶体絶命の危機がありながら、紙一重で脱していました。
逆に、中京も伝統的な「ラテンっぽさ」も受け継がれているような・・
(中京ファンからは、ちゃんと決め切れっ!!・・・かな)
で、そんな展開が前半も後半もずっと。
後半の中過ぎころには、各務原の武士的なメンタルが目立ちだし
(ただ、「?」な選手がいなかったワケではありません)
個人的には、「肉を切らせて骨を断つ」的なコトが起こるかと・・・
誰もが延長を考え始めていた終了間際
最初のクリアが思ったより中にいっちゃった、、その次のクリアもそうで
うっ、ウッ、、、ウっ、、、、うっ、、、、、くらいでついに押し込まれました。
1-0 で中京が決勝へ。
その二個くらい前のプレーで、各務原に流れが来ていただけに
各務原関係者には、非常に悔しい負けだったかもしれません。
第二試合は、帝京可児 vs 大垣工業。
この対戦は、前回の長良と同じで
大垣工業がどこまで堪えられるか、という試合。
ですが、開始早々に帝京可児が得点。
大垣工業も、普段のやり方の強度を増すやり方で
精神的にはとても頑張っていたと思います。ワンサイドの中で。
ですが、帝京可児が慌てる場面はほとんどなかったかもしれません。
次々に追加点を重ねて、前半終了の時点で 5-0 でした。
後半も同じような展開。
相変わらず帝京可児が慌てる場面がなく、そもそも試合は決していて
帝京は、より難度の高いコトに挑戦していたように見えていました。
試合自体は、6-0 で帝京可児が危なげなく勝利しました。
大垣工業の普段のやり方が、例えば1m20cmくらいだったなら
それを80cmくらいにすると、全く別の世界になるかもしれませんね。
聖地メドウで高校サッカーの準決勝を観戦する!
高校生たちや中学生たちや小学生たち、、もっとチビッ子も・・・
メドウでサッカーの虜(とりこ)になってしまう子も多いでしょう。
コロナ禍ですから、感染拡大防止のためには最大の注意が必要です。
ですが、コロナ禍で岐阜のサッカーが不人気になるのは勘弁・・・
大谷翔平選手の活躍で野球の人気が急激に高くなって
気が付いたら、岐阜は昔のように「野球王国」だった、てのは・・・
自分が静岡県の小学生で、岐阜に引っ越してきた時の
「サッカーしたいけど、する機会がなくて、結局グレそうになった」
ていう暗黒は、、、二度と見たくない・・・・・ものです。