かとう、なう。 -5ページ目

GMの役目とは。

GM(ゼネラルマネージャー)という立場に4月からなって、正直歯がゆく、悔しい想いをしながら、GMとは何なんだろう、どうバリューを出していくべきなんだろう、ということを考える機会が増えました。

そして、自分と向き合った結果、結局は職務定義の内容であることを再確認した形になったのですが「管轄内で成果を出すことは当たり前。管轄外の経営課題を見つけ、それに対して提言し、実行していくこと」こそが、最も大事な要素の一つではないかと結論づけています。

やっぱり会社は生き物ですし、様々な問題が起こります。
それに対して、役員の方々筆頭に「サブミッション」という形で管轄外のインパクトの大きい問題に向き合い、対処してきて、今のCyberZがあるように思います。

ただ、役員の数も限られている中で、どんどん組織のサイズは大きくなっていて、全てを対処することは不可能に思います。
なので、役員陣が気づかない、対処しきれない問題を、常に俯瞰して物事をみて、違和感を逃さず、問題を提起し、それに対して実行しきることこそが、GMとしての役割なのではないかと考えるようになりました。

ベンチャーですから、問題はたくさん潜んでいると思います。
それに対して、成果を出せばいいやと、見てみぬふりをしたり、気づいているのに、仲間内で愚痴を言い合って終了なのは簡単です。

CyberZをもっともっと誇らしい組織にしていくためには、一人ひとりがしっかりと問題に向き合っていくことが重要だと思いますし、それを上の立場の人間として背中で魅せていきたいものです。

まだまだ経営陣としての意識が低く、恥ずかしい限りではありますが、この最高の市場環境と組織を誇りに思いながら、しっかりと自分と物事に向き合い、貢献していきたいと思う所存です。



CyberZ 加藤貴一