先日のブログで書きかけたまま、頓挫してました。。。
では、簡潔に述べます。
「実効性のあるリスクマネジメント」とは?
ズバリ!
「評価と直結」してあげる事です!!!
???
ん??
わかんない?
では、よくある企業の不祥事の発覚シーンを思い浮かべてください。
A社(某食品会社を想定)、杜撰な安全管理のためか、主力商品Bの製造過程で汚染物質が混入。
普通は味覚にもそんなに訴えず、具体的に体調を崩すほどではない今回の異物混入。
しかし、ある日、マスコミに大々的に取り上げられる。
「A社、B製品に異物混入!!!」
「社長は記者会見でしどろもどろ!!!」
「なぜ、そんな事態に至ったのか!!!」
「問われる経営体質!!!」
「全ては現場の○○の責任だ!わしゃ、知らん・・・」by 社長
まあ、普通は世間に漏れるはずのない、このようなケース。
大体は「内部告発」で発覚してます。
と、ここまで読んで
「そうか、リスクマネジメントとは、内部告発させない仕組を作る事だ!」
と思った賢明な読者の皆さん、半分当たってます。
「内部告発させない」というのは発覚しない限り、確かに問題になりません。
でもね、得てして漏れちゃうんですよ。
そして、世間は「隠していたという事実」を糾弾するのです。
で、
「内部告発」によって外部に漏れて、それを隠蔽しようと経営陣があたふた・・・
というのは企業としての信用を失います。
正解は、「内部告発させない」ではなく
「内部告発を奨励する」です。
つまり、
内部の人間が、社内の不祥事を発見した場合には、それを評価してあげるんです。
外部に漏れるのではなく、積極的に社内のルートを通じて問題をUPする。
ここで誤解して欲しくないのは「スパイ」的に他者の失敗を探す事を奨励するのが目的ではないと言うこと。
つまり、「例え自分の失敗であっても、それを失敗と気付いた時点で速やかに報告する事」を、人事評価の項目に加えるんです。
で、その失敗を一定期間の間に解決させたらそれも評価する。
人間は失敗する動物です。
誰もミスしないヤツなんかいないし、「ミスした事ない」と豪語するようなヤツは信用できませんよね。
歴史が教える不祥事の流れは、
①ミスを許さない体質
②だから、ミスしたら隠しちゃう(もしくは他人の責にしちゃう)
③そうは言っても、内部告発で外部に漏れちゃう
④「知らなかった」と経営陣
⑤マスコミに叩かれる
⑥不買運動起こる
⑦株価暴落
⑧社会的信用失い、上場廃止。。。
ね、問題の本質が解りますよね。
つまり、問題の上流(根幹)である①、②を変えればいいんです。
①ミスを速やかに発見し報告したら評価○
②そのミスを迅速に解決したら更に評価◎
③会社窓口を通じて、ミスの発生と解決(もしくは対応状況)をマスコミに広報。
④解決しない場合は、その対応策を適宜情報開示。
⑤適切な情報開示により、消費者の被害は最小限に押えられる。
⑥信用できる会社として、更に信用とファンと株価を獲得。
ね、①、②を変えただけで、バリューチェーンが変わりました。
あなたの企業は大丈夫ですか?
もし、あなたが人事部の方、もしくは経営者なら、
この「ミスを積極的に発見し、報告し、解決する」という事を人事評価の重要項目の一つに定義する事をオススメします。
(くれぐれも「他人のあら探しを評価」奨励するのではなくね)