”不整脈の治療”カテーテル・アブレーション手術 | Yoの魚釣り・旅日記

”不整脈の治療”カテーテル・アブレーション手術

不整脈で悩んでいる方に・・

 

11月上旬 北九州市「小倉記念病院」で 心臓カテーテル・アブレーション手術を受けました。

カテーテルを3方向から差し込み心拍を乱す原因を焼く治療で 外傷はありま

せん。

 

手術後の様子見期間は3ヵ月程度と云われました。

現在約3週間経過して 完治に等しい」と感じています。

 

 

 

10年以上不整脈の持病を持って 3年前頃から循環器内科医院で毎月検診を受け 心房細動による脳血栓を防ぐために血液サラサラ薬を飲んでいました。

夏以降は 晩酌をしても不整脈が出る状態になって 禁酒していました。

 

時々頻脈や期外収縮の発作があると オムロン携帯心電計を胸に当てて30秒計測していました。

脈拍が120、150、170、184などの記録が残っています。

でも こんなのいつまでやっても 対症療法に過ぎません。 

加齢とともに 症状が悪くはなっても 好くなることはありませんね。

 

不整脈の発生原因を潰して完治を目指す心臓手術があることは 3年前に知っていました。

数ヶ月前 家族が調べてくれて 心臓カテーテル・アブレーション手術で有名な病院があることが分りました。

近くでは北九州市「小倉記念病院」が治療件数が多いし 死ぬことは無いことも分りました。

家族の後押しも受け かかりつけの医師に 手術を受けたい旨申し入れました。

何のことは無い 医師のパソコンには 提携先として「小倉記念病院」が載っていました。

 

即刻紹介手続きして貰い「小倉記念病院」を受診。

受診した日に 約2ヶ月先の手術予定日まで決まりました。

 

小倉記念病院 9階病室から 総合病棟を見る。

 

入院は5日間の予定。

初日は入院手続きを済ませ 昼食後導入教育のように心臓の説明、カテーテル3本での手術説明を受けました。

 

不整脈の原因となる場所は大別して二ヶ所ある。

ひとつは 心房細動の引き金になる肺静脈左心房間の電気刺激の通り道を焼いてブロックする。

これが原因の不整脈は 85%程度らしい。

もうひとつは 肺静脈以外の発信源のものが 15%程度。 これがあれば 併せて焼く。

今回は3ヶ所見つかって 処置したそうです。

追記:ー

「カテーテル・アブレーション手術には 高周波で焼灼する方法と 冷凍アブレーションがある。

冷凍では 左心房の肺静脈が原因の不整脈は治療できるが それ以外の不整脈には対応できない。

高周波アブレーション治療は その他の不整脈の原因にも対処できる。

両方の治療法を一度に施術はできない」とのことです。

 

 

入院初日夕刻から 血液サラサラ薬の点滴が始りました。

トイレやお茶場に行くのも 点滴タワーがお供です。

 

2日目一番8:30 ランチャーで 手術室に入り 9時から手術開始です。

執刀医師は 2人。

この病院で研修して ほかの病院で活躍する医師もいるようです。

先に紹介した本では お奨めの全国20の病院で 小倉記念病院7番目に載っています。

 

本人は 麻酔で全く意識がないままで手術は2時間半ほどで完了し 気が付いたのは病室です。 

しかも又すぐ眠ってしまう状態が続きました。 

術後はカテーテルを差し込んだ箇所が安定するまで8時間安静にする」のは大変だと思っていたが

殆ど眠っていて苦にならなかった。

 

その後 尿道のチューブを抜く場面 一気に抜いたが強烈に焼ける痛みが残りました。

数時間おきのトイレタイム 痛みでちびる。

翌日になって 痛み緩和剤を処方してもらって ジワリ落ち着いてきました。

 

3日目 夕食後 執刀医から経過説明を受け 最後に「いつ退院してもいいよ」と云われました。

 

4日目 朝食後 医療費を支払い 予定より1日早く退院しました。

入院正味3日間で 虫垂炎手術より早いね。

 

お世話になった心臓血管専門病棟10階建て  5‐9階が病室 約40床/階

 

心臓の隣には食道があって 心臓アブレーション 火傷させる影響がある場合がある」と云われたが

分かりません。

ただ 退院時胃薬も処方されていたので どうして?と思ったが 時々胃もたれの症状がでます。

まあ アブレーション=炙る=心臓に火傷を負わすので 完全に癒えるまでは無理はしないことですね。

 

退院後 釣り場で お隣と話していると 「儂も この3月に手術した。

『退院した日に 家で退院祝いと云って奥さんが 酒を用意していた。

「心臓は消化器とは関係ないから 祝い酒飲んでも大丈夫でしょ」と云われ 飲んだよ』。

「その後は 快調そのもの。 好きな釣りができている」と。

『初診の時 「血液サラサラ薬の対症療法と 元から完治を目指すカテーテル・アブレーション手術が

あるが どちらにする?」と云われたので 即 手術を選んだよ』と云う。

 

医療技術も進歩しており 不整脈と診断されたら よくなる可能性のない対症療法を続けるよりは 

完治を目指す治療を選ぶ時代になってきた」と感じています。

 

退院後 既に8回 釣りに出掛けました。

健康寿命が 5年くらいは延びたかな?

 

 

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お陰で 11月は皆勤賞です。