声優の平野綾さんが4月16日、劇場版「名探偵コナン 緋色の弾丸」に出演したことをアメブロで報告。声優人生の原点だというコナンシリーズへの出演に、「声優としての夢が叶いました」と感慨深い思いを明かしていた。
同ブログには、台本、映画ポスターをバックに涙ぐみながら笑顔を浮かべるソロショットや、コナンファミリーとの集合写真などを添えている。
平野綾
声優としては、2001年にアニメ「天使のしっぽ」でデビュー。2006年にブレイクのきっかけとなるアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の涼宮ハルヒ役で人気声優としての地位を不動の物とする。ルックスの良さも相まって、男性ファンを中心にアイドル声優として絶大な人気を誇るようになる。さらに「らき☆すた」泉こなた役、「DEATH NOTE」弥海砂(アマネミサ)役、「FAIRY TAIL」ルーシィ役など、人気作でメインの役を数多く演じた平野綾は、声優アワードでも新人賞や主演女優賞を受賞。またアニメ「NANA」のレイラ役の大人の美女、アニメ「ドラゴンボールZ・改」のデンデのような少年役や、アニメ「アンパンマン」のコキンちゃん役なども担当し、様々な役柄の演じ分けで 人気のみならず、その実力も高い評価を受けていた。
名の知れた舞台やミュージカルにも出演し、「レ・ミゼラブル」で主要登場人物の1人であるエポニーヌ役に抜擢されて好演したことで、ミュージカル界でも注目が高まる。また、「関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王NO.1決定戦」に出演して「残酷な天使のテーゼ」を熱唱し、98.97点の高得点をたたき出し、抜群の歌唱力が称賛され、平野綾はTwitterで「ミュージカルと声優のことに少しでも興味を持っていただけたら幸い」と綴っていた。
そんな人気の平野綾が、何故、今頃、コナン出演に歓喜しているのだろう…と思ってしまう人もいると思う。2011年にあるスキャンダルにより大ブレイクから一転し、低迷の時期が続いたからだった。
まぁ、若い頃は…若気の至りで、色々あるでしょう…現在どのような気持ちで仕事しているのかで全ては決まるのでは無いでしょうか
平野綾さんは、子役、アイドル、声優、ミュージカルでその実力を発揮させた歌唱力と演技力を存分に生かしながら幅広く活躍していける才能の持ち主かもしれない。
夢だった「名探偵コナン」に出演できた事を胸に、これまで支えてくれた人たちへの感謝を忘れずに、これからの人生がより素敵になれば良いね
劇場版名探偵コナン
「緋色の弾丸」声の出演