「17年前と同じ現場」の冒頭で
なぜコナンが羽田浩司殺害事件を調べていたのか?
それは、この話から繋がる
将棋士&羽田なだけに…
やはり羽田秀吉繋がりとなる↓
警視庁交通部の宮本由美は佐藤刑事(警視庁刑事部捜査一課)と食事をして店を出る。
帰り道、由美の彼氏の話題に…。数年前に由美に封筒を渡し、7つ揃うまで開けないで欲しいと伝えた羽田秀吉。
結局、羽田は7つを揃えたが、2人は休みが合わずに連絡を取らなくなった。由美は封筒の中身を見ておらず、佐藤は婚姻届だったかもしれないと推測。
その時、街頭の大型ビジョンに将棋の王将戦のニュースが流れ、由美は羽田が棋士だった事を初めて知る。羽田が7つ揃えたのは将棋の7大タイトルだったのだ。
佐藤刑事
もしかして由美の彼氏って太閤名人だったの〜?
佐藤は封筒について訊ね、由美は封筒をしおり代わりに使い、封筒を挟んだ雑誌を今朝ゴミ捨て場に出してしまったと答える。
佐藤刑事
でも他人事ながら、なんか惜しいなぁ…将棋の7冠王なら年収は軽く1億は超えてると思うんだけど
由美
え⁉︎ガチで?
由美と佐藤はゴミ捨て場に封筒を探しに行くが、すでに雑誌はなくなっていた。そこにコナンと元太、光彦、歩美がやってくる。
事情を知ったコナンはごみ収集日のプレートを見て、今日が資源ゴミの日じゃない事に気付く。コナンは雑誌の束をマンション管理人が由美の部屋の前に戻しているかもしれないと推理し、雑誌の束は由美の部屋の前に置かれていたが、封筒を挟んだ雑誌はなくなっていた。
光彦
ちなみに何を探してるんですか?
由美
1億円よ!
佐藤刑事
由美ったらね、何か大切な封筒をファッション誌に栞みたいに挟んでたらしくってさ〜
封筒の表には羽田秀吉と名前が書かれていたという。コナン、由美たちは羽田の大ファンという管理人に封筒の事を訊ねる。
管理人
やっと来おったか…茶々(チャチャ)め!
由美
ちょっとその呼び方やめてって言ってるでしょ!
管理人
太閤を骨抜きにする毒婦に相違なかろう!
コナン
なるほどね…
この管理人はスリの常習犯で、由美の財布をすろうとしたところを捕まえたが、刑期を終えて出て来た時に仕事が無いと言うので由美が管理人の仕事を世話したという。
由美が封筒の事を訊ねると、
管理人
コレの事じゃろう!
スマホで撮影した婚姻届の写真を見せた。
由美
返してよ、私の婚姻届!
管理人はどこに置いたか忘れたと言う。由美はキレて勝手に部屋を探させてもらうと上がり込んで探すが見つからなかった。
佐藤刑事
まぁ、見つかったら返して貰えばいいんじゃない?
管理人
いや、そんな時間の猶予はないぞ。
婚姻届の夫の職業欄には「棋士、七冠王」と書かれていたと明かした。羽田は婚姻届を渡した大切な人から返事がなく、将棋どころではないとインタビューで漏らしていた。羽田が敗れてタイトルを落とせば七冠王と書かれた婚姻届は無効になると言う。
管理人は、羽田に添い遂げる覚悟があれば封筒を見つける事ができるはずと由美に告げた。
早速コナンらは管理人の部屋で封筒を探し始めると、ノートパソコンに8ケタの数字のパスワードを入力しろと書かれている事に気付く。コナンは部屋のどこかに8ケタの数字が隠されていると推理し、皆で手分けして探し、元太がゴミ箱の中から暗号が書かれた紙を発見した。
コナンは、暗号の紙が直書ではなくコピーだったため、コピーせざるを得ない理由があったと推理。「夫婦(メオト)」「コピーされた正方形の紙」「ゴミ箱の中にあった」事から暗号の紙で鶴を折り、暗号を解読に成功し、婚姻届を取り戻した。
その時、羽田秀吉から電話がかかってきた。
由美
あんた今電話できないんじゃ?
羽田秀吉
大丈夫です。もう…対局はおわりましたから…なので、例の封筒は捨ててください。もうなんの意味もありませんから。
由美
どういうことよ!封筒を捨てろって…
光彦
うわー、大変です!太閤名人が王将戦に負けたって…ネットの速報で…
佐藤刑事
え…と、別の悩みを抱えていたようで、太閤名人は悪手を連発してしまい、昼食前にあっさり勝負が決した…らしいわね。
佐藤刑事
由美!カッコいい〜!
帰り道…
灰原
ねぇ、あなた知ってる?羽田浩司。
コナン
ああ!7冠王に1番近いと期待されてた天才棋士だったけど趣味でやってたチェスの大会に出場するために渡米してその最中に何かの事件に巻き込まれて亡くなったんだよな、名字が同じ羽田だから親戚かもって思ってたけど、まさか太閤名人の義理の兄さんだったとはな。って…その棋士がどうかしたのかよ?
灰原
羽田秀吉が登場する今後の展開は、
要チェックなのだ!
というか、劇場版「緋色の弾丸」で
何かしら明るみに出る真相はあるのだろうか?
その辺りもとても気になるところ。
そんな人物からの「婚姻届入りの封筒」を由美が破くまでの経緯を紹介した