無限創生 | 青木瑛の書道日記

青木瑛の書道日記

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平塚らいてう 造語

死生観を現した言葉
 
大学時代
恩師でした塚本澄子先生に卒業間近に研究室へ呼ばれ
らいてうとの関係を知りました。
先生は、大学時代に仲間たちと同人誌を発刊するために
らいてうに手紙を送り巻頭言をお願いした所、
なんと書まで書いて下さったそうです。
入院後ほどなくして亡くなり絶筆となりました。

先生は大事に保存されていて
らいてう記念館(らいてうの家)に寄贈したいとのお話を頂き
当時お世話になっていた書道具店の社長自ら
修復額装して頂きました。
社長は「青木君、らいてうの字はいいなぁ、流石文豪の字だ。
マットどうするか悩んでるんだよ」と
仰ってました。
 
塚本先生も実物を見て
満面の笑みで安心された様子でした。
その後、程無くして先生もご逝去。

黄泉の国でらいてう先生と御逢い出来てるといいなと。
 
先生への最初で最後の恩師孝行と思い
行書体で書きました。
 
らいてうの会々長兼らいてうの家館長
米田佐代子先生もご案内を出し
お忙しい中、初日にご来廊頂きました。
 
後に、先生のブログ
米田佐代子の森のやまんば日記に
書いて下さいました。
 
今年83歳になられますが
女性史研究、らいてう研究の第一人者として
日本全国飛び回っています。
米田先生のブログも併せて
ご覧いただければ幸甚です。
米田佐代子または「森のやまんば日記」で
是非一度検索してください。
 
追記、米田先生より らいてうの俳句を
揮毫してくれないかと言うご依頼を頂きました。
来年度のオープンに間に合うように
頑張ります。