パワハラにより部署移動を言い渡されたUさん。

 

その話は↓こちらです。

 

Uさんとは毎朝エレベーターで一緒になることが多い。

 

普段なら相手が何か言ってくるまで自分から聞くことはないのだが、今朝は遠慮無用とばかりに私はUさんに昨日部長と会議室で何を話したか聞いてみた。

 

やはり6月から製造に移動させられることを告げられたという。

その際、こんな事を言われたらしい。

 

「製造ならお前でもできるだろ。嫌なら辞めればいい。」

 

もともと部長と課長は製造の仕事を頭を使わず誰でもできる仕事と馬鹿にしている。

そういうことを思っているだけでも恥ずかしいのに、更に人前で発言してしまう神経。

全くどうかしているとしか思えない。

 

私はUさんに何て答えたか聞いた。

Uさんは何も答えなかったと言った。

反論しても無駄だと諦めていた。

 

まだまだ聞きたいことは沢山あったが、エレベーターはあっという間に事務所についてしまい、話すことが遮られた。

 

仕事をしていると、部長が急にUさんの今やっている仕事を引き継ぐように言ってきた。

しかし、Uさんは私の作成したデーターチェックをやってもらっているので、私が引き継いでもチェックにならない。

部長は何とかしてUさんから仕事を取り上げたいが、失敗に終わった。

私は心の中で

「ほんと人間がちっさいな」

と舌打ちしながら、自分の仕事を淡々とこなした。

 

お昼休み、Uさんと二人、外に珈琲を飲みに出掛けた。

事務所を一歩でるとリフレッシュされる。

 

Uさんは歩きながら、悔しい気持ちを話してくれた。

話しながら涙ぐむUさんに貸すハンカチがない。

私のハンカチは既に使用済み。

「ティッシュあるよ」

と言うと、Uさんは大丈夫と言って小さく笑った。

 

Uさんは辞めるか迷っているらしい。

ここで我慢して働くくらいなら、新しいところで頑張る方がいいと言いながら、何度か転職経験を持つ彼女は、移った先がまた嫌な場所だったらどうしようと躊躇している気持ちが読み取れた。

ここは最悪な職場だが、凪さんとは一緒に働きたいとも言っていた。

私のような平凡なおばさんは、人の害にならないのか、かつて一緒に働いた人達みんなそんな風に言ってくれた。

でもみんな結局パワハラに耐えられなくて辞めちゃったけどね。

 

Uさんはどうするんだろう?

Uさんがストレスなく働ける職場があるなら喜んで転職の背中押すけどね。

でも部長は多分あと1年で辞めると思うし、課長はあと5年で定年退職。

やつらがいなくなるまで耐える選択肢もあるよ。

 

私は気長にその日をまっているのです。

 

それでは本日の一曲

AK69

「BECAUSE YOU'RE MY SHAWTY」

 

 

 

2011年発売のこの曲

13年前とは思えないですよね。

 

あぁビール飲みたいな。

ダイエットしてるから無理だな。

悲しい。