先日、着物を着てお出かけしたいね♪

という話から、【着物de雅叙園】をしてきました

 

雅叙園といえば【百階段】

 

 

 

今回の企画展は【昭和モダン~東京モダンガールライフ~】お着物で行くにはぴったりでした

 

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まずは百段階段とは

 

 東京都指定有形文化財「百段階段」

 


「百段階段」とは通称で、ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたり、1935(昭和10)年に建てられた当時で現存する、唯一の木造建築だとか…!!

食事を愉しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。

(100段じゃないのが、日光東照宮のようですね…完成させない美)

階段は厚さ約5cmのケヤキ板を使用。

階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれています。

 

 

最近の研究によると「百段階段」に見られる豪華で美しい装飾は、桃山風、更には日光東照宮の系列、あるいは歌舞伎などに見られる江戸文化に属するもので百段階段のそれらは【伝統的な美意識の最高到達点を示すもの】と言われているそうです!!

2009(平成21)年3月、東京都の有形文化財に指定されたのは、うなずけますね指差し

 

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 昭和モダン

昭和モダン(しょうわモダン)とは、昭和時代の初めの1930年代に花開いた、和洋折衷の近代市民文化のこと。だそう

 

 

 

 

 

 

 モダンガール

 

大正末期から昭和初期にかけて現れた、近代的なライフスタイルを送る女性たちを【モダンガール】と呼びました。

新たな大衆文化が花開いた時代、最先端のファッションやお化粧、娯楽を愉しみ、職をもって自立する女性は新しい時代の到来を象徴するアイコンであり、現代でも人々の心を惹きつけてやみません。

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モダンガール通称【モガ】たちが愛した…当時の香水や化粧品の展示や

最先端の男女がお酒を嗜んだバー、image

 

大正デカダンスを象徴する文学作品など、

 

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煌びやかで少し退廃的なムードも漂う「モダン東京」の世界に浸ることが出来ました。

 

 

 

東京で歴史を重ねた建築物で華やかなりし大正ロマン、昭和モダンの帝都・東京へタイムスリップするような、優雅な時間を過ごせました♪

 

他に竹久 夢二(2024年に生誕140年・没後90年の節目を迎えるそうです)がモダンガールを書いた雑誌の表紙や楽譜の表紙などの展示もありました。

…中山晋平の楽譜に表紙絵が竹下夢二…当時のトップアーティスト同士のコラボですね!!

 

他にも、私は初めて知った…

 

小林かいち

 

小林かいち(こばやし かいち)
1896年ー1968年

京都友禅図案家で木版絵師、図案家であった小林かいちは近年まで性別・生没年・作品点数・私生活などが不明な幻のデザイン画家・謎の叙情版画家と称されていたんだとか…

 

最近やっと男性であることは分かったのかな…

 

 

作品の画風はシンプルでシャープな線と面、印象的な色彩表現によるアール・デコ様式の装飾性を持ち「京都のアール・デコ」とも称されます。


モチーフに月や星があって、私はかなりときめきました♪

 

かいちさんの詳細はコチラ

 

今回の東京モダンガールライフ詳細はこちら