演劇倶楽部OHANA第四回公演『ら抜きの殺意』
無事に全日程を終了いたしました。
今回は演出助手として、作品の設計図を描き、形にしていく過程を共にさせていただきました。
役者とは違う視点で物語を見つめる日々は、私にとっても非常に大きな刺激となりました。
この座組の皆さんは、普段は社会人としてそれぞれの場所で戦っている方々です。
仕事終わりやお休みなどの限られた時間の中で、必死に台本と格闘し、自分の中の「役」を掘り下げていく。
そのひたむきな姿を一番近くで見届けてきました。
演出助手として、ギリギリまで粘ってダメ出しをさせていただく場面もありました。
でも、皆さんは決して投げ出さず、真っ直ぐに答えを探し続けてくれた。
その食らいつく姿勢には、私自身、背筋が伸びる思いでした。
役者一本ではないからこそ、変に器用にならず、泥臭く、愛おしく、生身の感情の、言葉にできないほどの説得力がありました!
その瞬間を特等席で目撃できたことは、私の大きな財産です。
終演後、スタッフとして立っていた私に、お客様が「面白かったよ」と声をかけてくださいました。
また、以前の稽古をご覧になっていた方からも
「あれからまた沢山稽古したんだね。かなり成長して、すごく見やすくなった!」というお言葉をいただき、胸がいっぱいになりました。
皆さんが必死に積み上げてきたものが、しっかりと客席に届いた証拠。
千秋楽、舞台の上で眩しいほどに輝く皆さんの姿を見て、この座組の一員として作品を研ぎ澄ませてこられたことを誇りに思います。
表現への熱量に溢れた最高な時間を、本当にありがとうございました!
この熱を抱いて、次は私自身のフィールドへ向かいたいと思います







