11月9日(晴れ)
山門の 向こうに覗く 瀬戸の海
狛犬の 代わりに象の うずくまり
反り返る イワナの姿 化粧塩
山口県光市の室積海岸の傍にある、平安時代の古刹(古く由緒ある寺)普賢寺を訪ねた。
どっしりと構えた重厚な山門。
どこか、京都の南禅寺の山門を思い出させた・・。
入口で出迎えてえくれる狛犬の代わりに、何と「象」。
普賢菩薩は白象に乗って、お釈迦様の右側に侍して(因みに、左は知恵の文殊菩薩)いつでも人々を救済するとか。
だから象だったんだ・・。
今日の目的は納経。
無事納経を終えて、錦帯橋のかかる錦川を40分ほど山あいに入ったところにある、雙津峡(そうつきょう)温泉の憩いの家で食事。
本当の田舎温泉。
そこで出された「イワナの塩焼き」が、思いのほか美味しかった。
「身をよくもんで、頭の方から骨をうまく引き抜いてください。
きれいに抜けますから」とアドバイス。
何と初めての経験なのにスラリと骨が抜け、これは快感!
いよいよそれでは、とばかりに箸で身をつまんで口に・・。
う~ん!何ともいえない上品な味わい!ほのかな塩味!
さっきみてきた渓流を、泳いでいた姿まで想像できた。
頭から尻尾まで、残さず全部食べてしまった。
というより、「イワナ様、美味しくいただきました~」と、手を合わせたい気持ちに。
古刹、納経、イワナ・・相通ずるものがあった感の旅だった。
