いつも、モノとの付き合いに悩まされている。
モノを手にいれたときの喜びは、だんだんモノを持っていることで気持ちが重くなってくる。
子供が、モノを見つけるのがとても苦手で、なんにもない玄関に学校への持ち物を置いておいても忘れることすらあるので
余計にモノは少なく持たなければならないと日々この思いが降り積もってくる。
娘がドライヤーを落として壊した。(中の何かが割れて、プラが焼ける臭いがしたし、変なおとがするので怖くて使えない)
捨てることにした。
買い替えないことにした。
まだ旦那のくるくるドライヤーがある。
一個減った。
ダメになったモノをありがとう、さよならをして、買い足さなければ、時が経つにつれてモノは減るんだ…
当然のことなのに忘れていた。
もったいなくて、捨てられない。
まだ何かに使えるんじゃないか。
まだ誰かに使ってもらえるんじゃないか。
売れば、ちょっとお金返ってくるかな。
そんな気持ちはまだ健在。
でも、大事に使って、壊れた破れたもう使えないものは持っていても重い空気をまとっている。
モノへの依存はヒトへの依存となんか似ているなと思った。
割れ欠け破れ…直せなかったら、潔く捨てようと思う。