名探偵コナンから、平和な2人を
通常運転走り書き

初恋

「へ?」

不意に目を覚ました私は、びっくり

すぐ側には平次が
平次の向こう側には、コナンくんが
それぞれ丸まって寝てる

平次の顔にも、コナンくんの顔にも擦り傷やら
何やらあるし、2人とも、めちゃくちゃ爆睡、
してんねん

こーこーと、寝息まで立てんねん、2人

一体いつ、来たんやろか

起こしたら悪いから、平次とコナンくんに上掛
けしてあげて、そっと部屋を出た

「和葉様、おはようございます」

西條さんが、荷物を抱えて現れた

平次が夜明けにコナンくんを担いで帰って来た
らしく、風呂に入ってから寝るように言うて、
朝ごはんを食べさせるため、食材を買い足して
来たと言う

「私も手伝う!」

西條さんと支度をして、あとはいつでもOKと
言う状態にした

「きっと、もう少し寝かせてあげた方がよろし
いかと思いますので」

和葉様も、もう少しゆっくりされて下さい、と
言う西條さん

私も部屋に戻って、平次の隣に静かに潜り込んだ

おかえり、へーじ、コナンくん
帰って来てくれて、ホンマにありがとう

眠る平次の邪魔にならへんよう、寄り添って目を
伏せた


結局、西條さんに起こされて
平次達には追加で出来立てのだし巻きを出してあ
げて、みんなで朝食を食べたのは、それから少し
してからの事やったんや

そして

夕方、おばちゃんは客人を連れて現れた

to be continued