名探偵コナンから、平和の2人を

走り書き、読み切り



無題



「せやから言うたでしょ?

無理したらアカンって」


ベッド傍で、仁王立ちする和葉


オレは、オカンの告げ口で、吹っ飛んで来た

オマエの行動力にびっくりして、更に熱が上

がりそうなんだが?


おっちゃんに、冷ややかな目で睨まれながら

おばちゃんに、ニヤニヤされながら



流石に、夜に娘をひとりでは、と

着いて来たおっちゃんとおばちゃん


オカンに、親父が間も無く帰って来るから、

晩酌でも、と誘導されて、部屋を出て行った

2人やけど


オレはわかっとるで?

おっちゃん、あれは抜き打ち検査で来たんや


オレが、和葉に手を出すために呼んだんやな

いかって、疑いや


付き合うって挨拶に行って、なんとか認めて

もろうたばかりで、まだまだやねん


ぷりぷりしながらも、世話してくれる和葉に

デレたいところではあるが


階下で酒盛りしとる面々に、いつ踏み込まれ

るかわからへん、落ち着かない状況で、油断

出来へんからなぁ


それに


今回ばかりは熱が高くて、オレでも辛い


風邪やないねん

ケガしてなぁ、その影響やねん


ホンマは入院を勧められたんやけど


大岡家の息がかかった病院で、チラチラ執事

の姿も見たから、逃げて来たんや

ま、恐らく手を回してるとわかったから


和葉と付き合い始めてから、何やかやとちょ

っかい仕掛けてくんねん

断っても、断っても、な


「なぁ、かずはー」


オレ、頑張ってんねん

せやから、もうちょい優しゅうしてくれ


そう言うたオレに、びっくりしたんか

大きな瞳を溢れそうな程見開いた和葉は、

大変や!と叫ぶなり、大慌てで部屋を飛び

出して行った


大量のアイスノンやら氷嚢やら抱えて戻って

来た和葉に、汗を拭ってもろうたり、水を飲

ませてもろうたり


しっかり世話してもろうて

結局、泊まって看病してもろうたオレやった