名探偵コナンから、平和な2人と試し書き
東西名探偵との話の前に描いていた下書きから
平和×リョウ香×快青


いつか、きっと


「きゃあ!」

突然、目を覚ましたチビが、いきなり青子ち
ゃん目掛けて飛びついた

びっくりした青子ちゃんが抱き抱えるも、ど
うも服を着ていないと言うか、がばがばの服
に包まれているチビ

仕方ないので、デカいバスタオルを持って来
て、それに包み直した

半ばパニック状態の涙目の顔や身体には、ど
うやらアイツと同じ位置にケガがある

教授に連絡をすると、知り合いの博士にその
手の症状を診る事が出来る人が居るから、と
連れて来てくれると言った

その事を青子ちゃんに伝え、香が来るまで、
そのままその坊主を抱えて寝ていてくれ、と
伝え、君が探している彼は捜索するとした

2人が居る客間を離れ、香を寝かせたオレの
部屋へ行こうとすると、服部と和葉ちゃんが
寝ている客間から、和葉ちゃんが顔を見せた

「熱、下がったか?」

「はい!ありがとうございました」

ぺこりと頭を下げた和葉ちゃんに、礼ならそ
の部屋で寝ている服部に言ってやれ、と言い

昨夜、異変に気付いて看病したのはアイツだ
と教えてあげた

ところで、服部は?と言うと、苦笑する和葉
ちゃん

超がつく程、爆睡しているらしく、少しこの
まま休ませてあげようと思って、と言う

今、香を起こして来るから、座ってて、と指
をさし、まだ黒羽達も寝てるからと伝えた

「おはよう」

リョウ、ごめんね
私、また部屋奪ってしまったみたいで

バタバタと起きた香に、事情を簡単に話して、
まぁびっくりしていた香だけど、教授が来客を
連れて来ると知ると、慌てて支度を始めた

和葉ちゃんが手伝いに入ってくれて、テキパキ
と料理が仕上がって行く

何でも、服部の家で開催される宴会の手伝いや
大量に差し入れるのも慣れているらしく

和葉ちゃんは、香に聞きながら、どんどんと進
めて行き、途中から物凄い寝癖の服部も参加す
ると、香は助かった!と喜んだ

教授が、息子に連れられて現れると、博士と一
緒に黒羽達の部屋に消えた

服部と和葉ちゃんは、博士と知り合いだと言い
何やら博士達と話をして、診察の間は、不安そ
うな顔をしていた青子ちゃんを宥めていた

to be continued