名探偵コナンから、平和な2人を
時間足りず、走り書き
タイトル未定
ケガで入院した幼なじみから、毎日、あれを
これを持って来て欲しいと頼まれて
毎日持って行くんやけど
ホンマに要るんやろか?と思うねん
毎日、キレイなお姉さん達や紅葉が見舞い
に来てるんよ
みんな凄い気合いの入った服装で
お見舞いの品も凄くてな
何遍も読み返してる推理小説
読んでるヒマなんて無いやん、と思うし
お弁当や何やと、散々食べとるおかずかて
いくら好物やって言うても、みんなからの
差し入れの方がすごいんよ?
それやのに
差し入れの豪華なお弁当やら何やらには手
を出さんし、私が運ぶおかずやらお弁当ば
っかり食べんねん
お姉さん達に色々言われた無いから、時間
をずらしてお見舞いに行くんやけど
たまにすれ違うと、色々言われんねん
邪魔やなぁ、とか
いつまでくっついてるつもりなん?とか
言われんでもわかっとるし
自分でも、どうにかせんとと思うけど
あまりにも長く一緒に居過ぎて
離れ方がわからへんねん
ため息を吐いて気合いを入れ直して病室を
目指して歩くと
伊織さんが居た
つまり、病室の中には、紅葉が居るんやと
わかった
こう言う時の伊織さんは、何やかや理由を
つけて、私の入室を遅らせる算段を取る
無駄な争いする気力も体力も無いので、
私は待合室で待つ事にした
「あら、和葉ちゃん」
こんなところで、何を?と言うおばちゃん
私は事情を話して、平次への差し入れを預
けて帰ろうとすると、その必要は無いと言
うおばちゃん
さ、行きましょうと言うと、おばちゃんは
伊織に優雅に会釈すると
ばん、と病室の扉を開いた
おばちゃんは言われたとおりに手配したと
平次に言うたら、嬉しそうな顔をした平次
伊織に時間が、と言われた紅葉は帰って
行ってしまう
おばちゃん、退院手続きを取ったらしい
まだ、治療中やし、リハビリもまだやねん
ええんやろか?
「ええんやって」
そう言うた平次は、暫く私に服部邸に居て
くれと言うた
話し相手が居らんとつまらん、言うてな
おばちゃんまでそう言い始めたんや
結局、私はそのまま、平次の脱走防止の
監視役として、服部邸に滞在する事になっ
たんやけど、その経緯はまた別のお話で
Boys サイドに続く