名探偵コナンから、平和な2人を
短く出だしだけ、先出しします


タイトル未定2


“Do what you feel in your heart to be right 
for you’ll be criticized anyway.”

Eleanor Roosevelt 



必死に動揺を隠しながら、普段通りの日常を
こなしつつ、何とか平穏を維持しようとした
私を、平次が叱ったんや

せめて家の中では、喜怒哀楽、しっかり出せ
ってな

「オマエは我慢し過ぎや」

それではいつか、自分の心が死んでしまうと

不安やったら、何が不安か教えて欲しい
オレも、オカンも、親父も、どうしたらその
不安や心配事が消えるか、一緒に考える

自分の信じた道を、まっすぐに走ったらええ
それを非難する奴らが居たら、オレが許さへ
んし、と


平次かて、連絡が取れへんようになった工藤
くんの事や、コナンくん、蘭ちゃんの事が、
気になってるし、心配しとるんや

それでも現在は、おっちゃんの仕事の事もあ
って、捜査に飛び出すのを我慢してんねん

今は、2人とも動かないで欲しい
それが、おっちゃんからの依頼やから

せやから、私も、平次も、おとなしくするし
か今は出来ひん

「いつか、道は開ける」

そう言うた平次の言葉を信じようと思う
私と一緒に考えると言うてくれた、平次の事

「いつか、その時は来る
せやから、その日に備えて、心も身体もしっ
かり準備をしていたらええ」

よく食べ、よく眠り、よく身体を動かして、
頭も鍛えておいたらええねん、と笑うおばち
ゃんに安心して

その夜は久しぶりにぐっすりと眠れたんや

to be continued