1月16日、天王寺美術館で開催されていたメトロポリタン美術館展を見に行ってきた。この日は最終日であったが、同僚ガイドのNさんが「よかった」というので、Tさんと急きょ行ってきた。
展覧会は「西洋絵画の500年」というタイトルで、時代を 1信仰とルネサンス、2絶対主義と啓蒙主義の時代、3革命と人びとのための芸術 に区分していたが、ここではパンフや図録から撮ったものををアトランダムに紹介したい。
大阪市立美術館
カラバッジョ作「音楽家たち」(1597年)から。
グアルデイ「サンマルコ湾から望むベネチア」(1765~75年頃)
沢山の人物が舟を漕いだり、身軽に高所にのぼったりしている。
ルノアール「ひな菊を持つ少女」(1889年)
ルノアールは金髪でバラいろの肌を持つ少女を好んで描いた。
ラ・トウール「女占い師」(1630年)
疑念を抱きつつも弱さにつけこまれた若者が、老女から運命を告げられている。
ブーシェ「ビーナスの化粧」(1751年)
ルカス・クラーナハ「パリスの審判」(1528年頃)
ギリシャ神話に由来した絵。3人の裸婦は、ヘラ、アテナ、アフロディーテの女神を示している。
ルノアール「海辺にて」(1883年)
アトリエで女性モデルを前にして描いたのち、背景は旅でみた海辺を想起して描いた。
セザンヌ「リンゴと洋ナシのある静物」(1891~2年ごろ)
何十年に及ぶ静物画の探求の結果、セザンヌ自身の主題を見つけていった。
グイド・カニャッチ「クレオパトラの死」(1645年頃)
毒蛇に自らの身をかませている。
セザンヌ「ガルダンヌ」(1885~6年ごろ)
セザンヌは1885年ごろ、人口3000人ほどの町ガルダんヌに住み、その街並みを描いた。
ゴッホ「花咲く果樹園」(1888年)
モネ「睡蓮」(1916~19年)
睡蓮の葉は紫と青、根は白、いくらかの花は赤で着色され、それらの色彩は、平面的な表面に抽象的なパターンを押し付けている。
以上。