こんにちは。ガッザです。今回は『ニューヨーク1997』を。1981年公開だそうです。この作品は劇場で観ました。確か、高校生の時に仙台の名画座で観たハズ…予備知識無しで観に行きすっかり魅了されました。終身刑などの重大犯罪者をニューヨークマンハッタン島1ヶ所に押し込め島ごと刑務所にする。という導入から一風変わったSF感を漂わせて。その刑務所島にテロリストにハイジャックされた米大統領機が不時着。囚人達が大統領を拉致し、政府を脅迫。大統領救出に刑務所島へ収監される予定だった元特殊部隊員スネーク・プリスキンに恩赦を条件に単独送り込む。というストーリー。CGがまだ拙い時代に色々工夫しながら画面に特殊効果を写していたようです。(今だからそんな事も言えますが当時は工夫して…なんて思いもしませんでしたが)主演のプリスキン役カート・ラッセルに魅かれます。皮肉屋でへそ曲がり、でもキッチリ任務は果たす。(心臓に時限爆弾を仕掛けられれば否応なく言う事を聞くんでしょうが…)ダークヒーロー感満載でカッコいいなぁ…と。警察本部長でスネークに大統領救出を押し付ける役のリー・ヴァン・クリーフ。登場シーンは少ないですが、印象に残ります。どこかで観た人だよなぁ?と思ってたら、後日『夕陽のガンマン』などのマカロニウェスタンに数多く出演した俳優だと知りました。当時、父親がTVの洋画劇場好きで、特にマカロニウェスタン好き。マカロニウェスタン作品だと必ず観ていたので、リー・ヴァン・グリープには見覚えがあったのでしょう。もっとも父親はジュリアーノ・ジェンマが好きで、『荒野の1ドル銀貨』などを観てましたが…それから、何とか刑務所マンハッタン島に潜入したプリスキンが重装備で行ったはずなのに、あっという間に身ぐるみ剥がされて身一つで闘うハメになるも、身一つの方が生き生きと活躍するのが強く印象に残りました。ラストシーンは思わずニヤッとするような皮肉さですが、この作品らしい突き放した感じだなぁ…とも感じました。突き放し感は続編『エスケープ・フロム・L.A』で更に突き抜けていきますが…監督のジョン・カーペンターもこの作品で知りました。後先になりましたが、この後で『遊星からの物体X』『クリスティーン』『ヴァンパイア 最後の聖戦』等々の作品を観てファンになりました。『ニューヨーク1997』今ではカルト作品でTV放映もなかなかないでしょうし、最近ではレンタルショップが近くに無い状況が増えてきたので、なかなか観る機会が無いと思いますが、一風変わったSF作品が好きな方は是非観て頂きたい一本です。